リリア様とキャラ被りしてる気がするのでなるべく目立たないようにします

遭遇パーソン！ ページ23

メインストリート


グリム
「ふわぁ〜……スゲーんだゾ。ここがメインストリートか。昨日はよく見てなかったけど、この石像は誰だ？7つあるけど、なんかみんな怖い顔。このおばちゃんなんか、特に偉そうなんだゾ」


A
「この像はグレートセブンというもので、さっきグリムがおばちゃんって言ってた像は……」


？？？
「ハートの女王を知らねーの？」


グリム
「ハートの女王？偉い人なのか？」


？？？
「昔、薔薇の迷宮に住んでた女王だよ。規則を重んじる厳格な人柄で、トランプ兵の更新も薔薇の花の色も一切の乱れを許さない。マッドな奴らばっかりの国なのに誰もが彼女には絶対服従。」


ユウ
「なんで絶対服従なの？」


？？？
「なんでかって？規則違反は即打ち首だったから！」


グリム
「こ、こえーんだゾ！」


？？？
「クールじゃん！俺は好き。だって優しいだけの女王なんてみんな従わないだろ？」


A
「確かにそうだけど……人の個性を無理やりなくすような法律ばっかだし私はあまり好きじゃないな〜」


グリム
「でも、リーダーは強い方がいいんだゾ。っていうか、オマエは誰だ？」


エース
「俺はエース。今日からピカピカの1年生。どーぞヨロシク♪」


グリム
「オレ様はグリム！大魔法士になる予定の天才なんだゾ。こっちの冴えない奴はユウとA。オレ様の子分なんだゾ」


A
「グリムの子分になった覚えはないんだけど？」


ユウ
「俺も覚えがないよ……」


エース
「ユウ？A？珍しい響きの名前だな」


A
「異世界から来たしね……まあ、異世界から来たものでもよければ仲良くしてくれないですか？エース・トラッポラ君」


エース
「な、なんで俺のファミリーネームを……」


A
「…………あ、えっと……学園長から生徒の名前が載った資料をもらってね。全部覚えただけさ(嘘)」


グリム
「なあなあ、エース。それじゃああっちの目に傷があるライオンも有名なヤツなのか？」


エース
「もちろん！」

・→←登校プレッシャー！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す