文豪達のあれこれ【文スト】【短編集】

嫉妬【中原中也】 ページ19

A「あっ！見て見て中也さん！」

中原「そんな焦んなくても見るわ」

A「あのジェットコースター乗ろうよ！！」

中原「良いけどよ、手前は相変わらず元気なのな…」


この私Aは今とても素晴らしい休暇を頂いたのである


そして横にいる中也さんも休暇を取ったらしい


………これは久しぶりに二人で過ごせると云う訳なのだ…！！


なので今日は私の提案で中也さんと遊園地に来ている


正直めっちゃ楽しい


A「あっ！あの風船配ってる兎さん可愛い！」

中原「行ってくれば良いじゃねえか」

A「中也さんも一緒に行こうよ！」

中原「俺なんかが行っても大丈夫か…」

A「何云ってるの！中也さんだから来て欲しいんだよ！！」

中原「っ………、わーったよ、」


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A「えへへ〜…中也さんと同じ色の風船だぁ…！」

中原「ンなもんで嬉しいのかよ？」

A「嬉しい！とても嬉しいよ！」

中原「そーかよ……俺ちょっと便所行ってくるわ、此処で待っててくれねえか？」

A「分かった！風船は私が持っておくよ」

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中原「A〜？戻った…ぞ…」

男A「え〜A彼氏居たのかよ〜？」

男B「うわ〜お前モテるもんな〜」

A「そんな事無いって笑、お前らも早く彼女作りなよ〜？ほら！先輩で居たじゃん！超絶美女！」

男A「無理無理www俺と先輩が会うわけないじゃんw」

男B「俺もなぁ……あっ、やべ時間だ」

男A「あマジだ、じゃあなA〜！たまには顔出せよ〜？」

A「はいはーい笑」

中原「………おい、」

A「あっ！中也さんお帰り！」

中原「…今のは誰だ？」

A「今の…唯の学校の同級生だよ？？」

中原「随分親しそうだったじゃねえか」

A「久しぶりに会ったからかな…？それより次はあそこの＿＿「今日はもう帰んぞ」えっ…？」

中原「手前が他の奴と親しくしてるの見てたら腹立って来たわ、」

A「なんで、？？」

中原「そんな事も分かんねえ鈍感チャンにはお仕置が必要だと思うンだがなあ…？」

A「お仕置……？？」

中原「知りたきゃ＿＿＿"今すぐ俺ン家に向かうぞ"」


中也さんはその時、ニヤリと笑った




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中原「最近作者が『中原中也の口調が迷子過ぎて辛い』って連呼しやがるンだ……此奴の口を閉じる為にも星を押してやってくれ……セシルだっけか？リクエスト感謝するぜ」

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