6 ページ7
Aside
ここからは1話〜学校にわたるが着くまでのAsideです!
----
A(来てくれるかな…)
私には同居している彼氏がいる
お互い一人暮らしだからってことで始めた
わたるは優しいし、カッコイイしでそりゃあたいそうモテるんだよ
その中で私を選んでくれたのは嬉しかった
けれど、付き合ってからも女子たちはわたるにベッタベタ
わたるも優しいから構ってあげちゃうの
だから、いつもやっぱり私じゃダメなのかなって思っちゃう
クラスではわたるの話になるのことも多い
わたるのことが好きなやつの取り巻きには
「なんでこんなぁブスのことをぉ好きなんだろぉ」
「あんたみたいなぁわたるくんを汚すやつなんてぇ消えちまえ!」
などなど言われてきた
あんたはわたるに選ばれなかったんでしょ
なんでそんなに調子なるの
でもそれを知らないわたるは
優しいから彼女達にも構ってばかり
彼女達もそれをいいことに私のことをチラチラ見ながらボディータッチ
そんな中でもわたるはツンデレだから愛情表現をあまりしない
それを見る度に心が崩れていく
そして同時に何かの歯車がかけ違えるような
どうすればこっちみてくれるかな
でもやっぱりよく分からなくて
とりあえず、一緒にいた女子の名前でもあげていこうかな
A『今日誰々ちゃんと喋ったでしょ!』
『誰々ちゃんと一緒にいたよね?』
そうするとわたるは少し斜め右下を見る
これはわたるが動揺している時の癖
やっぱりそうだったんだね
私は必要ないのかな
私は貴方の望む人じゃなかったかな
ダメだ、こんなふうに思ったら本当に正気たもてない気がしていた
今日は委員会で遅くなるって言ってある
嘘だけど
なんでかって?
迎えに来てくれるとしてわたるに誰もいないところで聞いてみる
私のこと「愛してくれてたかな?」って
でも私の事なんてどうでも良かったら迎えになんてこない
だからお願い…
迎えに来て…
----
初の夢主ちゃんsideでしたね!
次もいろんな謎を解かす予定なので楽しみにしててください!
では!
33人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さかた丸 | 作成日時:2019年8月1日 0時