3.5 ページ17
Aside
…?
あぁ,私眠っちゃってたんだ
起きよーっと
ってあれ??手足が動かない…?
え?なにこれ,手足がネクタイで結ばれている…?
ちょっとわたるはどこ!!助けてよ!!!
わたる「起きた?」
A『あっ!わたる!助けて!!』
わたる「え?それやった本人に助け求める?w」
A『…!!』
どういうこと!!わたるがこれをやったってこと???!!
わたる『んまぁ簡単に言うとこれやったの俺だから。眠くなってきて寝たんでしょ?それはココアに睡眠薬を入れたから。』
A「これをやるためだけにわたしをよんだの…」
わたる『そうだけど何か?』
A「ひどい信じられない。早くこれとってよ!!」
わたる『言っておくけど,こんなことさせるようなことをしたAが悪いから。俺悪くない。それとその束縛はとる気ない。』
A『なんで…なんでこんなことしたの?私そんなことした?』
もしかして浮気ばれた?
わたる「そんなのAがいちばん知ってるでしょ?」
A『…っ!』
わたる「ほら,その反応が答え。」
なんでバレたの…ボロ出てないはずなのに…
わたる「俺がなんでわかったかって?そんなの彼女のことなんだから当たり前じゃない?彼女のことなんでも知ってる彼氏が普通。」
A『…確かに!確かに悪いことしたって思ってる!だけど…だからってこんなことしなくてもよくない?』
わたる「よくなくない」
A『…なんでっ』
次の瞬間,わたるは美しい涙を流しつつ距離をつめながらこう言ってきたんだ。
あぁ,貴方って私を引き止める天才なのかもね。
「…そんなのっ…お前を愛しすぎてやまないからに決まってんだろっ…」
33人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さかた丸 | 作成日時:2019年8月1日 0時