決めごと。 ページ31
「…私がAの身体に干渉するとき、Aはどうやら、干渉される前の記憶が失われるようだ。
だから、Aの精神が戻ると、恐らく告白した後までしか覚えていないだろう。」
遊真「…でも、どう断ればいいか分からない。
何言っても、あいつが傷つくだけだろ…。
かと言って、『幸せにできない』なんて言葉も、あいつには通用しない。」
「ならばこう言え。
『親父の言いつけで、18歳まで誰とも付き合えない』と。」
遊真「うわぁ…。」
レプリカ「どうするユーマ。」
遊真「どうするったって…。」
「先ほどは止めたが、あとはユーマ、お前が決めることだ。
どの道を選んでも、私は文句は言わない。
ただ、2人が兄妹であることは、A自身が思い出してから、改めて考えるべきだ。」
遊真「…うん、そうだな。
おれ、焦りすぎたよ。
Aがおれのことを想っていたなんて思わなくて、焦って口が滑った。
次は、上手くやるよ。」
「…頼んだぞ。ユーマ。
では、また会おう。」
A(コピー)はまた、おれの方に倒れた。
「…ん…遊真…?」
遊真「A、大丈夫か?
お前、突然倒れたんだぞ?」
心の中で申し訳なく思いつつ、おれは平然と言った。
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朱那 - 面白いです!!続きを見たいので更新頑張ってください!!! (2017年2月14日 17時) (レス) id: 722dbfeb81 (このIDを非表示/違反報告)
かなりん - お久しぶりです。これからも楽しみにしています。 (2015年9月4日 21時) (レス) id: 8843441ef2 (このIDを非表示/違反報告)
はつ(プロフ) - かなりんさん» いえいえ!私もなかなか更新ができませんでした…>_<ストーリーはランク戦に突入しました。これまでの真実から一度離れ、戦いの様子を楽しんでくださいね♪( ´▽`) (2015年8月16日 22時) (レス) id: 282d9be0f7 (このIDを非表示/違反報告)
かなりん - お久しぶりです。最近忙しくて、お返事遅れました。これからも応援してます。 (2015年8月15日 22時) (レス) id: bd0131678d (このIDを非表示/違反報告)
はつ(プロフ) - 虹花さん» ありがとうございます!!そして、しばらく更新してなくてすみません>_<空閑の事情が判明したところで、また物語は動き出します!更新頑張ります!! (2015年7月18日 21時) (レス) id: 282d9be0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はつ | 作成日時:2014年11月3日 21時