26 {孝行?} ケンジロウ ページ27
御津様リクエストです!ありがとうございました!
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薄暗い研究室。そのなかで男は少年の口にお粥らしきものを運んでいた。
少年の名前は、A。
彼は、異形だった。背中から生えた翼。片目からは花が生え、全身には鱗と絡まった蔦。頭には角もある。
「…あぅ…あー。」
意味をなさない言葉に虚ろな瞳。半開きの口から涎がこぼれた。
三歳程の見た目の彼だが、本当は高二だった。
アヤノの兄のAは、ある日、轢かれそうになったアヤノを助け、轢かれてしまう。
意識不明だった彼を助けるため、男、ケンジロウはとあるウィルスを使えば彼の意識を戻せることを知る。
ケンジロウはAを自身の研究室に運び、ウィルスを投入する。
かくして彼の意識は、戻った。だが、Aは…廃人になってしまった。
しかも、ウィルスを投入し続ける為の副作用で彼は幼児化し、異形姿になってしまう。
ケンジロウは悩んだ。このままで、良いのかと。これでAは、幸せなのかと。
そんな時だった。冴える蛇に声をかけられたのは。
「カゲロウデイズを起動すれば、あいつはもとのAに戻る。」
ケンジロウは、冴える蛇と手を組んだ。
「じゃあ、行ってくるな。A。お前を絶対、助けるから。」
そう言って、ケンジロウは部屋を出た。
::::::
「…あれ?…僕、は。」
ケンジロウが出ていき、30分程の時間が過ぎた。
そして、奇跡は起きる。
「…?!…嘘だろ…なんだよ、これ!」
少年の脳が復活したのだ。
そして、彼は思い出す。廃人だった記憶を。ケンジロウを、止めなければならないことを。
「…っ!…父さん!」
立ち上がり、駆け出そうとして、異変に気付く。
「…っあ、しが…」
そう。ウィルスの副作用で衰え、さらに蔦にも侵食された彼の足は動かなくなっていた。
でも、彼は止まらない。
必死にドアへ向かって這う。
「…っ!…父さんを、止めなきゃ…!」
ようやく、ドアの目の前に来た。少年はドアノブへ手を伸ばした。
「…ククッ…。」
笑い声が響く。
Aの後ろに、冴える蛇が立っていた。
「…お、前は!!」
「そうか。戻ったんだなぁ。…まあ、戻らせねぇけど。」
直後、意識が薄れ出す。
___嗚呼、駄目だ…
「悪ぃなあ。…お前を正常にさせる訳にはいかねぇんだよ。」
その言葉を境に、Aは意識を手離した。
__ごめん。父さん。
蛇は、ニヤリと笑った。
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駄文でした。
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白器(プロフ) - 貞松さんけなげ!(16話)(´;ω;`) (2017年1月20日 18時) (レス) id: 606a83cb8b (このIDを非表示/違反報告)
ミカカゲ厨@三次元嫌悪症(プロフ) - うぃーす。頑張る。 (2015年6月14日 18時) (レス) id: 1a25230d1e (このIDを非表示/違反報告)
岩ちゃんはイケメンでグッチーは天使(//▽//) - ありがとう〜!面白かったです!貞松ちゃんのヤンデレ、もう一回お願い! (2015年6月14日 12時) (レス) id: 8910f291f4 (このIDを非表示/違反報告)
岩ちゃんはイケメンでグッチーは天使(//∇//) - 追加でカノのヤンデレもよろしく! (2015年5月31日 23時) (レス) id: f82d66a736 (このIDを非表示/違反報告)
岩ちゃんはイケメンでグッチーは天使(//∇//) - コノハと遥のもう一つお願い!もちヤンデレね!!ちょっとエロ入れてくれると尚よい☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆よろしくね☆〜(ゝ。∂) (2015年5月31日 23時) (レス) id: f82d66a736 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芽瑠@喰種厨 | 作成日時:2015年3月27日 16時