17.放課後、教室と体育館で ページ20
入部届け貰ったけど…。
私はペンをクルクルと回しながら、入部届けと睨めっこをしていた。
「何だかなー!!」
んーーと伸びをする。
だってさ、バスケ部に入るってことは信号機とミドリマシンタロウと校門の男の子がいるってことでしょ?
アカシさんとミドリマシンタロウが面倒臭いんだよな…。
「んー…。」
カリカリとバスケットボール部と名前を書いてみる。
「あー…。」
「何唸ってんの?Aちゃん。」
「アレ?さつきちゃん、忘れ物?」
「うん、筆箱忘れちゃって…あ!!入部届け!貰ってくねー!!じゃーね。」
さつきちゃんに入部届けを奪われる。
あ、ちょっまっ。
「…入部決定…。」
ガツンと頭をぶつけ、項垂れた。
▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼
桃井side
「赤司くん。」
「桃井か。」
「Aちゃん、バスケ部入るって。良かったね。」
「そうか。」
バサりとブレザーを羽織りなおし、赤司くんは体育館から出ていった。
「…赤司くん。」
前と変わった。
帝光バスケ部は、変わってしまった。
虹村先輩がバスケ部にいた頃より変わった。
あの頃は、こんなに部活が、楽しくないなんて感じたことなかったのに。
キセキの世代のみんなが覚醒していく中で、みんなの中に大きく、深い溝が出来てしまったのだ。
みんな、いつから笑わなくなってしまったのだろう。
「…っふ……っ…うぅ。」
桃井の頬に光る何かが伝った。
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優希♪(プロフ) - 鳴菜瀬さん» いえいえ、書いてくれるだけで嬉しいですから。 待ってますね♪ (2017年4月18日 18時) (レス) id: eb5121b4a2 (このIDを非表示/違反報告)
鳴菜瀬(プロフ) - 優希♪さん» コメントありがとうございます!!初めまして!!面白いと言っていただけて嬉しいです!ナッシュが出てくる小説はあまり無いので書いてしまいました(笑)更新ゆっくりですが、よろしくお願いします!! (2017年4月18日 17時) (レス) id: 5f31d605a7 (このIDを非表示/違反報告)
優希♪(プロフ) - はじめまして この小説すごく面白いですね。 夢主のキャラがとても好きです。そして、ナッシュが出てくるなんて幸せすぎます! 更新頑張ってください! 楽しみに待ってます。 (2017年4月18日 7時) (レス) id: eb5121b4a2 (このIDを非表示/違反報告)
鳴菜瀬(プロフ) - ベルさん» コメントありがとうございます!!読んでくださって嬉しいです!!更新頑張ります!! (2017年4月12日 20時) (レス) id: 5f31d605a7 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 初めから読みました!更新頑張ってください! (2017年4月9日 9時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鳴菜瀬 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aina15261/
作成日時:2017年2月11日 20時