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拾漆 ページ18



紅 side



「お前ら見たか!」

いつも通り大きな声でそう言ったガイ。


「ああ、似てるな」

「リンに、というか、リンとオビトに、かな」

私がそう言えば、「ああ」と二人も頷く。


「カカシはもう会ったのか」なんてことを話していると、


『お待たせしました。お団子2本とお茶です。』

と、話題の中心の彼女が団子を持ってきたと思えば、



『あの、私の顔って何か変ですか?』


急にそんな事を聞かれ驚くが、きっと先程の私達の反応を見てだろうと察する。


『以前お会いした忍の方も私の顔を見て驚いてて、、そんなに変な顔してますかね…?』


心配そうに自分の顔を触るAちゃんに

「いえ!Aさんはとても美しく可憐です!」

と、ガイが言えば、顔を赤くし驚くAちゃん。


「ちょっと昔の知り合いに似ててな」

「そうなのよ、その忍ももしかしたら同じ人のこと知ってたのかも。ごめんね、Aちゃんは可愛いわ」


『あっあの、そんなに褒められると…』

ガイに言われたとき以上に顔を赤くしているAちゃん。

…やっぱり可愛いな、この子

なんてことを考えていると、


「おう!カカシじゃないか!お前もこっちで一緒に団子を食わないか!」

と、道に見えるカカシに声をかけるガイ。


『あ!あの方です!先程言っていた忍さん!』


Aちゃんのその言葉にまたも3人同時に驚く。


オビトとリンを知っている忍は他にもいるからさすがにカカシではないと思っていたけど、まさか…


カカシはと言うと、一瞬右目を見開きいつものようにガイの言葉を無視して歩き出す。

驚いたのは、Aちゃんに対してだろう。



「まさか、会っていたとはな」

他の注文を聞きに行ったAちゃんを確認してアスマが声をあげる。


「そうね…」

「どう、なんだろうな」


私に続いてそう呟いたガイ。
きっと考えていることは3人とも同じだろう。

あの二人に囚われ続けているカカシにとって、リンとオビトに似たあの子はどうなのか。


良い影響を与えるのか、その逆か。



「まあ、特に強い接点でもないようだし、今は問題ないわよ」

「そうだな」



その後はたわいも無い話をして、団子屋を出た。





________________

口調難しすぎて、キャラ崩れててごめんなさい(><)

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紅狼 - 続きが気になります!!頑張ってください!!!!!! (3月28日 23時) (レス) @page23 id: c1d0e4500e (このIDを非表示/違反報告)
ぱーぷる姫(プロフ) - 続き待ってます!面白かったです (7月13日 4時) (レス) @page23 id: 4d7ac923b9 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - BORUTOのジゲン(イッシキ)の小説見たいです 他の人には原作通りだけど夢主には甘いイッシキ見たい (2022年1月8日 9時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みょん | 作成日時:2022年1月8日 3時

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