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小｜中｜大｜ | CSS 「彼は私が守らなくちゃ。彼は私だけのものなんだから」
　陶酔したようなうっとりした表情でそう言う魔女。彼女の世界には自分と彼だけしかいらないのだ。だから、邪魔するやつは許さない。

「僕は彼女から離れないよ。結局僕は、彼女が好きだからね」
　それが彼はそう言って苦笑いした。魔女の性格の異常さを分かっていながら、彼は彼女から離れられない。

「もう、私の居ていい場所なんてなくなっちゃったよ」
　うつむく私。この事実に涙さえ流れなくなった。
　

　……これは、狂った魔女と彼女と共に生きる彼と居場所をなくした私の話。


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どうもっ
寒極 氷化(かんごく ひょうか)と言います。

前の作品とは違って、ちゃんと「。」とか文の改行とか、そういうのに気をつけて書きました。
えっと前の作品というのは、

「黒猫が横切って啼いた。」とか
「少女と記憶」とかです。
よかったら、読んでください。

ちなみに、このデザインは友である晏壽(あんじゅ)が設定してくれました。

※主人公の名前変換はできません！執筆状態：続編あり(完結)