有名小説家は巻き込まれた。【文スト】

ちょっとした話。 ページ31

※織田作とジイドの死後の話です。
つまり天国での話です。
織田作がジイドに対して結構毒吐いてます。
※ジイド良いぞジイド


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Inあの世



男性二人は現世を覗いていた。
一人は赤毛。一人は銀色の髪をした男。

ジ｢サクノスケ、気になるのはわかる。だが今からずーと見るっていうのは…｣
織｢気になるんだ。私の、その、｣
ジ｢…真坂の恋人、とか？｣

そういうと織田の顔が赤くなる。此処でジイドは嘘だろ、って顔だ。織田作之助っていう人間は、天然だ。ひたすら天然。子供たちのことしか頭にないと思ってた。


ジ｢それは誰だ？｣
恐る恐る聞いてみると、
織｢時忸 梓っていう、｣
ジ｢トキジクか、知ってるぞ｣
そう言ったとたん、サクノスケの顔が乃公に対して滅茶苦茶警戒心強い顔になった。

織｢お前一体梓に何をした｣
滅茶苦茶低い声で問いただしてきた。え、何か怖いんだけど

ジ｢乃公は何にもしてないぞ、情報提供しただけだ、向こうから取材してきたんだぞ｣
織｢はぁ、相変わらずだな、ならいい｣

おいこらなんでそんな緩んだ顔になった。なんで仕方ないなぁ、って顔をした。

織｢さて大丈夫か、梓は、なにもされてないよな、｣
ジ｢トキジクなら大丈夫だろ、見た限り滅茶苦茶強い｣

そういうとサクノスケはそうだな、と安心した顔をした。









このあと長時間トキジクについて語られた。サクノスケ、恐るべし。








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ジイド視点です。ジイド好き増えてほしい。

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