消えたキセキはバスケやめてバレーやってるんだってさ (ページ9)

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7話ページ9

そこには案の定既に烏野さんは居た。
黒いジャージの集団、これでしょ絶対。烏だし、黒だもん。

『あの、烏野高校さんですよね』

僕が声をかけると、俺よりでけぇとか、ツッキーの方がでかい！とか白いなとかいろんな声が飛んできた。

僕がどうしたもんかと考えていると主将さんらしき人が話しかけてきた。

澤村「騒がしくてすんません。俺は烏野高校の主将の澤村大地です。本日は宜しくお願いします。」

そう僕に手を差し出してきたのでボクも握り返して

『いえいえ、こちらこそ御足労ありがとうございます。青葉城西高校の一年、茉白Aです。宜しくお願いします。』

そう答えると

菅原「え、一年？！大きいねえ、最近の子は発育がいい！」

僕と似た色をしていて僕よりは少し灰がかってはいるけど同じような色の人が話しかけてきた

菅原「あ、すまんすまん！俺烏野の副主将やってる菅原孝支、宜しくな！」

顔と性格が似つかないのはこういう人のことを言うのだろう。
僕、初対面から失礼なこと考えてるね、、

お願いします。とまた声をかけた。

田中「イケメンなんて俺は許さんんんん｣

日向「ぐぬぬぬぬ、俺に少しわけろっつーのっ！！」

山口「ツッキーの方が大きいんだからツッキーが日向に分けるよ！！！！」

月島「山口、勝手に決めないで」

山口「ごめんツッキー！！」

ほんと騒がしいな。。。

澤村「ほんとすまん。とりあえず体育館案内してくれるか？」

そうだった。本来の目的忘れてた。

ご案内しますね、そう言って僕は体育館へ向かい始めた。

月島「ねえ、茉白くんてバスケはもうやめたの？」

え、このひと僕のこと知ってるのか？

『えっと、僕のこと知ってるの？』

月島「うん。僕帝光のバスケはよく観てたから。すごい強いよね。」

ありがとうと言うべきかなんというべきか、、

月島「どうしてキセキの世代とも言われた天才な君がこんなとこにいるの？」

こんなとこ、、ね。
まあ僕がバスケをしてて帝光のことやキセキの世代について知ってる人からすればそりゃそうか、、

まあこの機会だし話そっか