消えたキセキはバスケやめてバレーやってるんだってさ (ページ22)

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20話ページ22

「『ありがとうございました！』」

コートに挨拶をして今日も部活が終わった。
インハイ予選までにきっと烏野さんは強くなる、僕も頑張らなくちゃ。あっちの主将さんにバスケと同じようには行かないって言われたし！バレーもできるって見せつけてやるもんね！！

部室に戻ると僕の携帯が鳴ってた。

【着信:だいき】

『、、、。』ぶつっ

ぶーぶーb ぶつっ！

ぶーぶーぶー

金田一「お前、定期的に意地でも出たがらない電話くるよな」

苦笑いしながら言う金田一。そう言えばこの状況、既視感ある

ぶーぶーぶー

国見「でてあげれば？？」

国見に言われてしまえば仕方がない(((

『わかった、』ぴっ

『もしもし』

【あ、やっとでた。A、この後いつもの場所にきてくれね？】

こいつは僕が暇人だと分かりきってるような言い方しやがる、、

『ぼく、ひまだとおもう？』

【あ？どうせ暇だろ。そういうことだ、あと30分で来いよ】

いやまって、あの場所てあれでしょ？帝光の近くにあったストバスコートでしょ？？？？
僕今宮城にいるんだよ、、？？？？

『青峰、ぼく東北にいるから無理だよ？？』

【は？！おまえ東北にいんの？！】

え、言わなかったけか？
いや僕は言った、こいつそういえば聞いてなかったかも。

ーーー回想ーーー
『ねえ、青峰、僕東北行くね。』

青峰「、、そうか。」

『うん。バスケ続けてって言う青峰のお願いは聞けないけど』

青峰「、、そうか。」

『僕大事な話してんだけど？なにみてんの』

青峰「あ？マイちゃんのおっpい」

『僕の話聞いてた？』

青峰「ああ、きいてた」
ーーー回想おわりーーー

あの時、こいつが聞いてたと思った僕がバカだった、、

『はあ、僕は言ったからね！』

【俺聞いてねぇよ、、まあいいや。明日学校サボってもいいから来てくんね？】

こいつはなんてことを言い出すんだ。

『むりだよ、僕あしたも部活あるもん』

【たのむ、】

青峰がまた僕に続けてくれって言った時と同じような声色になったのが分かった。
どうしてそこまでして僕なんかにお願いするんだ、黄瀬でいいじゃん、僕と同じようなもんなんだからさ

「青峰、どうしたんだよ」

【、、おまえとバスケがしたい】

僕とバスケ、か。
こいつマジで、、

「はあ、わかった。この後行くよ、けどだいぶ遅くなるよ？」

【いい、待ってる】

『わかった、3時間くらいでつくから。』

【おう、ありがと】

ぶつっ。

『国見、僕明日休むね』

国見「？わかった」