13話 ページ15
Aside
帰ろうとした時にカミュさんに話があると言われて帰り道にある公園で話をすることにした。
なに聞かれるんだろ…ちゃんと話せるかな…とか考えていると
(カ)「…悪かった。いきなり誘って…」
A『えっ…そんなことない…ですよ!』
…よかった、会話できた……。
カミュさんは私を見てすぐに目を逸らしてしまったけど、またすぐに目を合わせて、
(カ)「…1つだけ聞いていいか?……本当に俺のこと覚えてないんだよな?」
…悲しそうな表情で私を見ていた。
…ごめんなさい、覚えていません…。
そう答えるしか無かった。
(カ)「…そうか。」
そう言って飲み物買ってくるから待ってろって言って行ってしまった。
どうしよ…カミュさんはマルティナが言っていた前の世界でどんな関係だったんだろ…
そう考えていると公園の入口のほうからガラの悪そうな2人の男の人が私に近づいてきた。
(男1)「お、なに?お嬢さん1人?」
A『えっ…い、いや…』
ど、どうしよ…怖い…
(男2)「へぇ〜?俺達とあっちで遊ばない?」
その人達はどんどん近づいてくる。
誰か助けて…!!
(カ)「…そいつから離れろ。」
後ろから声がして振り返ってみると…
A『…あ…カミュ…さん…』
後ろでさっきより声を低くし男の人達を睨んでいた。
(男1)「…んだよてめぇ…。 ひっ…!」
男の人達は急に顔が真っ青になった後走って逃げていった。
(カ)「遅くなって悪い…大丈夫か?」
そう言って私の肩を掴んで目を見つめる。
え、えっと、距離…近くないですか!?
(カ)「…! わ、悪い…!」
A『…あ、あの、ありがとうございます!』
(カ)「いや、何もないならよかった…」
少しホッとした顔をした後、真剣な表情に変わって、大事な話があるんだと言った。
(カ)「あの、また話したいと思って…その…また会わないか?」
少し顔を赤くしてでも目はしっかり合わせて言ってくれた。
A『はい! 私もまたお話したいです。』
(カ)「!! そ、そっか…」
お互いにL〇NEを交換して、家まで送ってもらった。
A『じゃあ、私はここで。ありがとうございました。』
(カ)「…あー…あのさ、タメで話さないか?その方が話しやすくて。」
A『わかりまs…わかった!今日は送ってくれてありがとう!じゃあまたね、カミュ!』
(カ)「!あ、ああ、またな。」
彼が曲がるところを確認して私も家に入った。
※次はこの話のカミュ視点です!
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sakine(プロフ) - 久しぶりですね愛莉鈴さん!調子はどうですか?久しぶりに小説投稿してくれてありがとうございます!受験で苦しいかもしれませんが頑張ってください!いつでも待ってます! (2017年9月5日 23時) (レス) id: b1266c93c1 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - ユランさん» ありがとうございます! (2017年9月3日 16時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
ユラン - 受験頑張って下さい! (2017年8月29日 20時) (レス) id: da90a289b1 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - きれいにまさん» そう言って頂けると嬉しいです!ありがとうございます! (2017年8月27日 19時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - sakineさん» リクエストありがとうございます! 実はデートスポット迷っていたのでリクエスト頂けて嬉しいです!ありがとうございます! (2017年8月27日 19時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛莉鈴 | 作成日時:2017年8月16日 17時