12話 ※11話の続き ページ14
そして次の日、私たち2人はまたAの家に行った。
Aには昨日のこともう1回謝って、仲良くしたいって話した。
A『もちろん!私引っ越してきてまだ友達いなくて…誘ってくれて嬉しい!』
そう笑顔で言っていた。
Aが私と同い年って知ったのはちょうどその時。
少したってAは私が通ってる小学校に転校してきた。
そして、中学校もずっと同じで同じクラスだった。
でも、結局Aに前の世界の話をしても思い出せなかった。
いつか思い出すかもしれないって期待してたけど、全然思い出さなかった。
そして、今。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(マ)「…まあ、こんな感じよ。あ、あと…」
ここ最近Aが夢を見たっていう話をした。
(イ)「…青い髪って…それ…」
(カ)「俺の夢ってことかよ…」
若干カミュの顔と耳が赤くなってる気がする。
少したって、Aが起きてきた。
(マ)「!A、体調はどう?」
A『…あはは、ごめんね。今日はもう帰るね。』
そう言って足早に帰ろうとするA。
(カ)「…待てよ……。」
そして、Aの手首を掴むカミュ。
急に手首を掴まれて困った表情のAと、
(カ)「話がある。 …ダメか?」
(マ)「 …A、もしなんかあったらすぐに連絡して。」
A『わ、わかった!』
Aは準備してくるって行って私の部屋に行った。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(カミュside)
Aがなんで記憶喪失になったのか…
事故のショックってところなのか?
なんか、もっと違うことがありそうだか…
しかも俺の夢を見たって……だからさっき倒れたのか…?
少し考えていると気を失っていたAが起きてきた。
Aは俺のことを少しだけ見た後、もう帰るって言い出した。
…もしかしたらこのままもう会えないかもしれない……
それは嫌だって思っていたら思わず体が動いてAの手首を掴んでいた。
(カ)「…待てよ…っ…」
自分でも情けない声だと思ったが、引き止めないとって思った。
(カ)「話がある。…ダメか?」
そう言ってAの表情を確認する。
Aは驚いているがさっきみたいに恐怖の顔は無かった。そして俺と目が合った後頷いてくれた。
準備してくると言ってAがいなくなった後。
(マ)「…Aになんかあったら許さないから。」
そう何度も言われた。もちろんそんなことするつもりないから安心しろと言っておいた。
33人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sakine(プロフ) - 久しぶりですね愛莉鈴さん!調子はどうですか?久しぶりに小説投稿してくれてありがとうございます!受験で苦しいかもしれませんが頑張ってください!いつでも待ってます! (2017年9月5日 23時) (レス) id: b1266c93c1 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - ユランさん» ありがとうございます! (2017年9月3日 16時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
ユラン - 受験頑張って下さい! (2017年8月29日 20時) (レス) id: da90a289b1 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - きれいにまさん» そう言って頂けると嬉しいです!ありがとうございます! (2017年8月27日 19時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉鈴(プロフ) - sakineさん» リクエストありがとうございます! 実はデートスポット迷っていたのでリクエスト頂けて嬉しいです!ありがとうございます! (2017年8月27日 19時) (レス) id: 9f7e80c2f2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:愛莉鈴 | 作成日時:2017年8月16日 17時