検索窓
今日:45 hit、昨日:24 hit、合計:242,846 hit

#40 ページ43

セ「あっれぇ?桜ちゃんのお姉さん、イメチェンー?」


センラに昼休みに呼び出され、来たのは屋上。


2人になった瞬間、あんた、調子乗ってんの?と言われた。


…やっぱり、こいつには何か言われると思ったわ。


セ「笑えるわー。自分で似合ってるって思ってる?痛ー」


髪の毛切っただけでこの反応。


昔を思い出す…


「センラ、やめてくれ」


セ「え?俺、イメチェン?としか聞いてないけど?」


強い。怖い。


やめてくれ、もう。


「…ごめん」


センラは、ニヤッと意地悪な笑みを浮かべた。


流石顔が良いだけあって、絵になっている…悔しい。


セ「あはは、やっと謝ったー…でも…桜を傷付けた罰は、受けてもらわないと、ねぇ?」


「…まだ、引きずってたのか」


セ「あったり前じゃん!好きな人には、笑顔でいてほしいからねー」


センラがヤンデレに見えた。


「…罰って?」


セ「皆からの信用をなくす、とか?」


…カッターキャーか?


私は慌てて話題を逸らす。


「し、志麻は?いつも一緒なのに、今日いないじゃん」


セ「時間稼ぎでもしてるつもりー?ま、いいや。志麻はまだ…」


彼の言葉を遮ったのは、予想外な人物だった。


志「センラ…」


セ「あ、志麻!!ほら、来たよーAさん♪」


志麻が入り口の方から近付いてくる。


…お前も私をバカにしにきたのか。


本当、最っ低…


「ごめんって言ったのに…」





志「センラ、ごめん」


…え?


なんで今、センラに謝った?


セ「…は?」




ドン、という強い音と共に、背中に衝撃が走った。


「なっ…!?」


なんか、志麻に壁ドンされた…


いや…正確には、私の肩がフェンスに押し付けられた、か。


「いった…」


志麻の長い指が私の顎に触れ、クイッと上げられる。


私は自然に志麻を見上げる形になった。


志麻「お前…いや、A。俺と付き合え」









…は?

#41→←#39



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (242 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
543人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , モテモテな妹と、ドライな姉!! , 初期   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

いつから俺を、人間と錯覚していた、、? - 好き!←突然の告白。尊い、、 (2022年9月21日 22時) (レス) @page44 id: 47436d7826 (このIDを非表示/違反報告)
舞さぁぁん? - うん、神☆ (2022年2月13日 12時) (レス) @page50 id: 07fc342f67 (このIDを非表示/違反報告)
陰里(プロフ) - ん"ん"ん"ん"ん"志麻セン尊い (2021年7月17日 15時) (レス) id: 4fea662fb0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな@めいふぁみ - Gero先生ー!なんか久しぶりだなぁ← (2021年7月17日 0時) (レス) id: 90fb24ada6 (このIDを非表示/違反報告)
陰里(プロフ) - 志麻くん頑張れ!桜ちゃんかわよ。推す (2021年7月16日 22時) (レス) id: 4fea662fb0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あず | 作成日時:2021年5月8日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。