モテモテな妹と、ドライな姉！！【歌い手】 (ページ17)

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入学式から1ヵ月程経ち、季節はもう夏。

96や天月とは随分と仲良くなり…

それを讃えるかのように、桜も散って、今は緑の葉が堂々と立派に生えている…

なんていう堅苦しい挨拶はやめて。

体育が辛くなる時期です

暑いのにハードな運動で、ろくに水分補給も出来ないのです

死ぬ()

体力ない人だったら絶対に倒れてるわこんなん

今日も、体育でバスケがある

私は女子の中ではまぁまぁ体力ある方だし、まだ大丈夫だと思うけど…

96とか桜とかはわかんね

倒れなければいいけど

まぁ桜だったら男子が保健室まで運んでくれると思うし

96も天月がいるから安心か

ちなみにあるふぁは、運動神経良くて体力あるから大丈夫だと思う

G「はーい、チーム分けるぞー」

体育の先生はGero先生。

体育教師っていうイメージないんだけどね。

G「じゃあAチームは…」

簡単に表してみた

Aチーム

志麻、luz、まふ、Sou、坂田、桜、Eve、あるふぁ

Bチーム

センラ、めい、天月、96、私、そらる、nqrse、浦田
　(あらきは欠席)

て感じ。

あるふぁ様が敵なのはちょっと危ないかもしれん

まぁでも桜弱いし大丈夫か←

ピーッ

という先生の笛の合図で試合が始まった

最初は志麻(敵)がボールを持っていた

いやぁ、イケメンがドリブルしてる姿かっこいいよね…

あ、敵なの忘れてた

私はハッと我に返り、ボールを奪いに志麻に近付く

志「あはは、女相手でも容赦はしないからね？」

そこ、男女差別やめなさい！

女が弱いみたいな言い方にカチンと来て、私は本気になる

「はぁ？じゃあこっちも本気で行くし」

というか試合やりながら話すって難しいのによく出来たよね私達

あ、そうかこれ現実じゃなくておはなs((メタい

私は志麻のドリブルペースが遅くなった瞬間を狙った

あっさり奪えてしまった

志「なっ！？」

私はそこからシュートしようとする

結構距離はある

狙いをしっかり定めて、ボールを放つ

…いや、放とうとした。