よろしい、ならば退散で(笑) 【鬼滅の刃】

参 ページ3

？「ふむ…」


どうしたイケメン
あまりジロジロ見ないでくれたまえ

…惚れちゃうだろ☆



いや、それは冗談として
これから私どうなるんだろ

だって一文無しでしょ？身売りでもしろってか？
神様そりゃないよ、私なんも悪い事してないのに


？「貴様…名前は」



名前…名前か、
異世界転生(仮)前と同じ名前でいいかな


「月陽、A…」

？「A…か、悪くないな」

「あなたは？」

？「私は… 鬼舞辻無惨、鬼だ」




…鬼？
なるほど、この綺麗なお兄さんは鬼舞辻無惨って名前で鬼という生き物？


鬼ってなんだよ鬼って…
妖怪とかそんな感じかな？でも角とか生えてないし…



無惨「気に入った…殺さないでやろう、次会う時はもう少しマシな格好をして置くんだな 折角の顔と髪が台無しだ」




え

殺さないでやろうって、殺す気だったの？

おー怖
綺麗な顔して恐ろしい事考えてなさる…
鬼舞辻無惨さん、覚えておこう…

とはいえ……お金もないしな、
また会う前に飢え死にしそうだけど


鬼舞辻さんはそれから満足そうに微笑み、どこかへ行ってしまった




寒いなーと思いながら
何故か裸足だった為 そのまま雪道を進む
とりあえず雪を防ぐ物が欲しい

傘か…屋根か…布か…

ザクザクと雪を踏み進む、辺りを見渡すが木ばかりで人気はない
天候は雪だからか太陽が出ておらず、少し暗い

途中御堂の様な建物があったが見るからにやばそうなので素通りした
心做しか血の匂いもしたかもしれない





それからまたしばらく歩き
小さなお家を見つけた
昔ながらの家という感じの茅葺き屋根

何年も使われてなさそうな雰囲気で人もいない
しめしめ…、ここを今日から拠点にして異世界転生を楽しもうか


ガタンと音を立てて戸を開ける
僅かな光が部屋に入り暗い場所を照らすが、埃が舞うばかりで何も無い
中に入るが とても人が住めたとこじゃない
鼠もいるし、所々木は傷んでいる


ん、？ よく見たら血だらけじゃんこの家


や ば み


……まあ…仕方ないか
鬼がいるご時世だもんね、？

一旦外に出て深呼吸




さあ！始まりました！クイズミリオネア！
実況また解説は月陽Aが務めさせていただきます！


いやあー始まりましたね〜
ではさっそくですが第一問！！

デデン

よく見たら玄関の横にモッコリと上がった土の塊が何個かあります
これはなんでしょうか！

一 死体

二 花壇

三 畑

四 ただの土



正解は……

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