見た目によらずエリートなんで【two】

エリートなんで61 ページ26

帰りのバス、頭の中では太宰からのメッセージにどうしようかウンウン頭を悩ませていた



別に、学校をやめたとしても、連絡なんて取ろうと思えばいくらでもできる



高校生活って



信用出来る友達がいるって



探偵社とはまた違った仲間の存在に嬉しくなっちゃって



親の目無しで、自由に遊べたり



いいなぁ、楽しくて、初めての感覚だったんだろうなぁ、私



さっきは動揺して頭が真っ白になったけど、そうだよね、私は探偵社に必要だもん



私一人が以内だけで、みんなに負担がかかる



事務の仕事だって、国木田くんの負担でかいし、、、、、、



あれ、太宰が原因では、、、？あいつが働けば解決するのでは？？



なんかムカついてきたな、私悪ないくないか？こちとら学生と事務両立してんのに、なんだあいつ働けや



実際太宰は使える時は本当に助かる、戦闘面でも、頭も切れてるし



あいつが私の事を道具として考えてるだなんて知ってるし、帰ってきて欲しいのもそれが一番なんでしょ



でもなぁ、、、



こんなに楽しくて、やりがいあって、幸せで、



あと少し、あと少しだけでいいから



この今しか体験できない、楽しい時間を友人と過ごす、残り1年、どうか、あと1年だけでいいから居させてくれないかな

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