読み【017】 ページ22
『いたた…』
蹴ったせいで制服に汚れが着いたやないか!!←そこ!?
パッパと汚れを払い、体を起こす。
……どうしよ。
えーっとね、私どうしたらいい?
とりあえず、帰る?教室に。
『こえぇ…』
今更ながら、おにゃのこって怖い…嫉妬深いもんなぁ。
そんなことを考えてから、蹴られた左足を引きずりながら、教室に戻った。
道中に思ったんだけどさ、『ころんくんの思いを踏みにじって』…って、なんだったんだろうね。
思い、思いかぁ……優しさ、とか…?
…ハッ、まさか結衣ちゃんと付き合ったら私が1人になると思って結衣ちゃんをフった…?
…え、告白したの!?結衣ちゃん!
そんなんわかんねぇか…←あなた考え方コロコロ変わりますね
でもさぁ
飛んだとばっちりあったよなぁ…
ガララッ
『すませーん、遅れましたー』
こ「お、かえり…」
『…あれ、みんなは?』
帰ってきたはいいものの、教室にいるのはころんのみ。
こ「移動教室で、今理科室かな。僕ノート忘れちゃって。」
『あーなるほどね。なら私も早く行こ。』
こ「せっかくだし一緒に行こうよ」
『ん、そうだね』
ちょっと気になってたこともあったし。
廊下には授業中ということもあって、誰もいない。
ころんと私の二人きりである。
こんな少女漫画的なシチュでも、特にドキドキしたりはしない。
『…ねぇ、ころんって最近告白された?』
こ「なっ、何いきなり!?そんな話前まで興味なかったじゃん…どしたの?」
『んーいや、なんでもない。…で、どうなの?』
こ「…別に最近ってわけじゃないけど…去年の三学期…の、卒業式前日に、結衣に告白された、かな…あとは特に目立ったことは。」
告白に目立ったことってなんや←
『ふむふむ、で、なんて返したの?』
結衣ちゃんが告ったのはホントなんね。
こ「え、…そりゃ、ごめんって…。転校しちゃった子のこともあったし、興味なかったし。」
『ふーん…ちなみに好きな人は?』
こ「は!?いるわけないでしょ!」
『そりゃそっかw』
あっれ、なんかちょっと安心してる私がいるのはなんなんだろ…
こ「…まぁ、そういうことでフった。」
『へぇ…まぁ…私の読みは合ってるってことかな…』
こ「なんのこと?」
「いや、こっちの話。」
__________
待ってあと3話は過去編続くぞ←
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りゆ - あっえっとめちゃめちゃ好きなんです。ごめんなさい久しぶりに見てみたら更新停止になってて悲しいなって思って、、、待ってます大好きです。無理せずていいので更新してくれたら嬉しいです。 (2020年3月14日 17時) (レス) id: ebc25fbea8 (このIDを非表示/違反報告)
雨乃@すとぷり夢小説(プロフ) - 初めにころちゃんがいい匂いする、って言ったのはナポrrrrタンの匂いじゃなくてサラダの匂いです、ね??(((圧 (2019年12月6日 18時) (レス) id: d3c7fcbda1 (このIDを非表示/違反報告)
もつにゃ - わーい!世界征服だぁ!(便乗) (2019年11月24日 17時) (レス) id: e9824ae0f3 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ@天使様(プロフ) - 雨乃@すとぷり夢小説さん» わーい!世界征服だぁ(便乗) (2019年11月4日 19時) (レス) id: ab188d45cb (このIDを非表示/違反報告)
雨乃@すとぷり夢小説(プロフ) - りぃ@天使様さん» わーい世界征服だぁあ!!(あれ、目的変わってね) (2019年11月4日 18時) (レス) id: d3c7fcbda1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨乃@すとぷり夢小説 | 作成日時:2019年10月11日 20時