第137話 ページ39
焔魔堂彼方side
深く、暗く、前も後ろも見えない中で私は浮かぶ。
何かを忘れ、何かを思い出しながら....。
───クククッ、おぬし昔と何もかわらぬのぉ？───
そう？
───無茶をするところじゃよ。あやつにも言われたのじゃろ？───
なんでわかるの。
まさか......覗き！？
───違うわっ！！......大体、わかる。おぬしのことじゃからの───
清明と同じことを言うね。
───数少ないお前の友じゃからの───
貴方のじゃなくて？
───おぬしにも当てはまるじゃろっ！───
否定できない。
........貴方が私と話せるってことは、あの娘にあったの？
───いや、まだじゃ。早く会いたいのぉ？儂の子孫に───
そっか....。
あの子の覚醒と私の覚醒ももうすぐかな.....？
───いや、まだ数年先かも知れん───
太陽と太陰の目覚め。
あの子とあの娘が幸せになれればいいんだけど。
───それはあやつら次第じゃろ───
その通りだね。
───おぬしはどうなんじゃ？好いた男ぐらいおるんじゃろ───
......いるけど。
───ククッ、照れんでもよい！どんな奴じゃ───
.........強くてかっこいい人。
貴方より、顔が整ってる。
───おぬし、儂にトゲのある言い方をするのぉ───
気づいた？
───気づくじゃろ。........＊＊、おぬしも幸せになるんだぞ？───
なれると思う？
───それは＊＊次第じゃ。儂もあやつもおぬしの幸せを願っておる───
ありがとう。
でも......、私は.......。
───それはその男に言うてみなければわからんじゃろ？───
そう、だね......。
何か行動しなきゃ始まらないよね......。
───...........そろそろじゃの。＊＊。───
ねぇ、道満。
貴方もあの地で私を........、
私達を待っていてくれるの？
───ああ！あの地にはあやつもいるしのう───
知ってる。
「待ってて」って言ったの。
あの子達と行くって.........。
必ず、あなた達の元へ行くから。
待っててね、道満。
───ああ、＊＊。深淵の地でまた逢おうっ！！！───
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ひーちゃん - リメイク前から読ませていただいていますが、とても面白いです！無理せず更新頑張って下さい。応援してます。 (2022年4月5日 17時) (
レス) id: fdbe555570 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2022年2月26日 17時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - すごく面白いです!!!!!!無理せず更新頑張ってくださいｯｯｯ (2022年2月22日 18時) (レス) @page10 id: 069b2b7513 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏菜沙 | 作成日時：2021年7月31日 17時
