◇中学校は別々 ページ7
「湖羽、中学は″千鳥山″にするの？」
『うん。その予定だよ』
「バレーボール続けるんだよね？」
『そーだよ、続ける』
冬の帰り道。
そんなこんなで小学校生活も終了のお知らせが近付いて来ていている時期。小学生生活後半はほとんどバレーに費やした私が通いたいと思っている学校は″千鳥山″。男女のバレー部が存在し、どちらも強いと有名だ。そして、お気づきの人はいるかも知れないが、″千鳥山″その単語を聞いて出てくるハイキューキャラが存在する。
そう！烏野の守護神″西谷夕″だ！
「千鳥山って、バレー強いって聞く」
『私もそう聞いてるから、千鳥山に行きたいって思ってるんだー』
私は前世の推し、今の推しでもある、彼が通うことになる学校を受験しようとしている。本当は潔子と同じ中学校に通おうとしていたのだが、その中学はバレー部がなかった。バレーボールに染まりきった私としては、最早バレーボールは私の生活の一部。授業だけでは足りない！だから、私は千鳥山に行く。今以上に強くなりたし、色んな選手と戦ってみたい、渡り合いたいから。
「一緒の学校に通えるって思ったのに.....」
『ｳ゛ｯ、ご、ごめん.....』
美園湖羽の90ダメージ。
HPが一気に減った。
「ふふっ！全然気にしてないって事はないけど、湖羽がやりたい事でしょ？私は応援するよっ！」
『き、潔子ーー！！』
美園湖羽のHPが一気に回復し、枠から飛び出てった。
最強幼馴染の攻撃と言う名の回復。
クリティカルヒットｯｯ!!!!
『ありがとうっ！！！嬉しいよ、頑張るっ！！』
「うん、頑張って！試合とか観に行くね」
『来て来て！！絶対レギュラーメンバーになるから！！』
なんて素晴らしい、幼馴染みをもったんだろう！
私の転生特典って、潔子の幼馴染って事！！？
最強で最高じゃないか！！
ありがとう、転生させてくれた人！！
私の幼馴染は今日も綺麗で輝いていて、尊いぞォォ！！
「部活がない日とか、一緒に遊ぼうね」
『勿論だよ！！』
部活の練習がない日は遊ぶ約束をした。
「どうだった.....？」
『.......』
「湖羽....？」
『ご、合格してたぁぁっ！！！』
「！良かった.....！！」
『うんっ！！』
雪積もるその日。
潔子と二人、千鳥山中学校に合格した事を喜びあった。
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夏菜沙(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます！直させていただきました。 (2022年4月12日 10時) (
レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
綴(プロフ) - フォーカーフェイス…ポーカーフェイス？？ (2022年3月21日 12時) (レス) @page15 id: cfde1fd93c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏菜沙 | 作成日時：2021年8月25日 19時
