信頼関係 ページ49
あんずちゃんside
祭囃子に心を弾ませ、キラキラ光る出店を見つめる。
そしたら、北斗くんを見つけた。かき氷の差し入れを持っていくため、かき氷を買った。
北斗「ありがとう。あまり屋台で体力を使うなよ」
あんず「ふふっ。ありがとう。」
真「あれ！？氷鷹くん！あんずちゃん！」
お祭りを楽しんでいる真くんが合流した。
北斗「元気そうで良かった遊木」
真「今回イベントをセッテングしてくれたあんずちゃんのために頑張らなきゃね！！」
そう意気込む真を頼もしく思える。
真「泉さん相手にあんずちゃん大変だったでしょ？」
北斗「そういう遊木は、今日1日相手していだろう？」
真「……僕が我慢すればいいよ。」
そしたら、北斗くんが某お笑い芸人さんのように手をピッと伸ばし横に振った。
北斗「なんでやねん」
北斗「真、俺たちは友達か？」
真「うん！！Trickstarはみんな僕の大事な友達だよ！」
北斗「ならば、我慢しないでくれ。自分の辛いこと、悲しいこと全部言ってくれ。……俺は鈍感だから気づいてやれないが……」
真「いや！氷鷹くんは、リーダーとしてよくやっているよ！……僕が足でまといなだけで……」
北斗「……俺たちを見損なうな。俺たちは、足りない部分を補っているグループだ。」
真「……うん」
北斗「かつてお前を傷つけた連中みたいなことは絶対しない。我慢をしないでくれ。」
真「……うん」
北斗「……みんなでステージが終わったら、夏祭りに行こう。
今みたいな嘘くさい笑顔はやめて、ステージ上ではキラキラの笑顔を見せてくれ」
真くんは、いまいち今の北斗くんの我慢しないでくれがわからなかったらしく、よく分からない顔をしている。
北斗くん、スバルくん、真くん、真緒くん、足りない部分を補って何倍にも何十倍にも成長して行く。
私は、そのTricksterとKnightsの合同ライブをしてよかった？
お節介ではなかった？
ぐるぐるとマイナスな思考が駆け巡り、本番前まで気が気でなかった。
Aside
スターマイン本番。椚とあんずちゃんと共に、特等席のステージで鑑賞するがあんずちゃんの顔が浮かない。
どうやら、あの2つのグループをくっつけて仕事をさせて良かったのか？
ということを悩んでいたらしい。
椚が「あなたはよくやっています。プロデューサーはアイドルと仲良しこよしではありません。時に嫌われ、憎まれてでもアイドルを最大限に輝かせるのが大事なことです。それも愛の形の1つです」
……成長してるなぁ。
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味付けのり(プロフ) - 凛月LOVEさん» わわ！！ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！頑張って更新します！！ (2020年1月5日 22時) (
レス) id: e8088cc444 (このIDを非表示/違反報告)
凛月LOVE - 面白いかったでござる!続き待ってるぞい! (2020年1月5日 18時) (レス) id: 64fc749647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：味付けのり | 作成日時：2019年3月16日 19時
