皇帝 ページ34
おチビちゃんのしごきレッスンを見ながら、考え事に耽っていたら、
晃牙｢あん？何ぼーっとしてんだよ！｣
A｢いっでっ！！！｣
竹刀で頭をぽかっと叩かれた。痛てぇ。
桃｢うわぁーーん！！｣
A｢はぁぁ……！！｣
最大級のため息を吐いて、晃牙に怒る。
A｢虐めないの……！！俺用事があるから、練習していてね！｣
と練習室を後にし、生徒会室に向かう。
ドアをバーンッ！と開け、おどろいた顔をした天祥院を見つめる。
A｢練習しないの？｣
天祥院は、余裕そうな笑みを浮かべて言い放つ。
天｢だって今は桃李のレッスンで忙しいでしょ？」
A｢俺、お前見るけど？｣
天｢ん？」
A｢お前一人観るくらいなら、全然支障ない。
だって、お前完璧なんだろ？」
と挑発的に笑ってやった。その笑顔は崩れない。
天｢ふふふ。新しく入ってきた先生は面白いね。もどってきたかいがあった。」
A｢それは良かった。君くらいのちびっ子指導できて嬉しいよ。」
天｢僕をちびっこって言う人初めて見た。」
A｢俺、偉い人の子供でも指導はちゃんとするよ？権力なんて興味ないし。」
天｢ふふふ。益々朔間くんに似ている……って思えるよ。なら、ちびっ子の力を見せなければならないね。……天祥院英知の完全復活を証明しなければね？」
協力してもらうよ？と。暗に示しているが、裏はそのためにバックアップをしっかりしろよ？という心が見え隠れしていて正直、人間臭い本性が出て来てくれた。
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味付けのり(プロフ) - 凛月LOVEさん» わわ！！ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！頑張って更新します！！ (2020年1月5日 22時) (
レス) id: e8088cc444 (このIDを非表示/違反報告)
凛月LOVE - 面白いかったでござる!続き待ってるぞい! (2020年1月5日 18時) (レス) id: 64fc749647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：味付けのり | 作成日時：2019年3月16日 19時
