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執事【9】 ページ10

あ「征、お茶を淹れてちょうだい」





赤「かしこまりました。





しかし…





この前までは、自分でできる、そうおっしゃっていませんでしたか?」





あ「い、いいの!」





私は、自分で出来ない事ではないがまた征に頼るようになった。






そうすれば、征が離れていかないと思ったから――…。






私がなにもできないただのお嬢様なら、征は私の傍にいてくれるような気がして。






他の人の元へなんて行ってほしくないの。



























「赤司くん、今度の休みとか…空いてる?」





次の日、クラスの女子が征にそんなことを聞いていた。





赤「休み?ああ…部活かな」





「さすがに日曜日は部活ないよね?」





赤「ああ、日曜日ならないね」






「じゃあさ…どこか一緒に行かない?」






赤「どこかに…ああ、それなら――」




あ「っ…!」





私はガタッと椅子から立ち上がった。






そんな話、聞きたくなくてクラスから出て行った。






あの子……征のこと、好きなんだ。













−赤司SIDE−






俺が返事をしようとした時、Aお嬢様は椅子から急に立ち上がり教室から出て行ってしまった。





赤「Aお嬢様…。すまない、やっぱり一緒にはでかけられない」






「えっ…赤司くん!」






俺は、クラスの女子の誘いを断り、Aお嬢様の後を追いかけた。

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設定タグ:赤司征十郎 , 黒子のバスケ , 優穂   
作品ジャンル:恋愛
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優穂(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます!カッコよく書けてるか心配でした…!赤司くん執事似合いそうですよね!ドキドキしていただけて良かったです!! (2017年1月29日 10時) (レス) id: 1ef8b6e724 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - とてもかっこよかったです!赤司君、執事すごく似合ってる〜 ドキドキしながら読んでいました! (2017年1月29日 8時) (レス) id: 6adc5ff639 (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます!赤司様が執事だったら逆に自分がなんでも言う事聞いちゃいそうですよね!毎日ドキドキが止まらなそうです笑 (2017年1月15日 20時) (レス) id: 3cb2e40481 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 執事が赤司様とかヤバイですな…(*°∀°*) (2016年12月31日 0時) (レス) id: a9e774865c (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - 遙城さん» コメントありがとうございます!童謡の少し歌詞が怖い曲ですか?笑 (2016年12月23日 12時) (レス) id: 1ef8b6e724 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優穂 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/aiha2/  
作成日時:2016年12月10日 16時

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