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執事【28】 ページ29

赤「おかえり、A」









いつも私が来ると決まって泊まっていた部屋に戻ると、征もお風呂を上がったようでバスローブ姿だった。









あ「征、どうしてここに?」









赤「Aを待ってようと思ってな」









そう言って、私を「おいで」と手招きする。









私は素直にそれに従って、征の元へ行く。









赤「今日はやけに素直だね」









征は、私を自分の膝の上に乗せると髪を乾かしてくれるようで。









あ「征に、こうやってもらうの久しぶり」









赤「なにか言った?」









ドライヤーの音で聞こえなかったのか、征はそう聞き返す。









あ「ううん、なんでもない」









そうえいば、昔は征の部屋で一緒に寝てたっけ。









小さい頃はよく征のお屋敷に来ていて、自分の部屋が用意されていても征と一緒に寝たくてよく征のベッドに忍び込んだりしてたっけ。



















赤「はい、終わった」









あ「ありがとう、征」









そういえば、黙って屋敷飛び出してきちゃったけど…みんな心配してるかな。









赤「屋敷には、今日は俺の家に泊まると連絡を入れておいたから」









私の曇った表情から悟ったのか、征は私の頭を撫でた。









あ「うん、ありがとう」









赤「今日はもう疲れただろう。









そろそろ、寝ようか。…A、おやすみ」









征は、私に軽いキスをして私の部屋を出て行こうとする。









だけど、私は行ってほしくなくて。









あ「行かないで」









私はぎゅっと征に抱き着いていた。

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設定タグ:赤司征十郎 , 黒子のバスケ , 優穂   
作品ジャンル:恋愛
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優穂(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます!カッコよく書けてるか心配でした…!赤司くん執事似合いそうですよね!ドキドキしていただけて良かったです!! (2017年1月29日 10時) (レス) id: 1ef8b6e724 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - とてもかっこよかったです!赤司君、執事すごく似合ってる〜 ドキドキしながら読んでいました! (2017年1月29日 8時) (レス) id: 6adc5ff639 (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます!赤司様が執事だったら逆に自分がなんでも言う事聞いちゃいそうですよね!毎日ドキドキが止まらなそうです笑 (2017年1月15日 20時) (レス) id: 3cb2e40481 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 執事が赤司様とかヤバイですな…(*°∀°*) (2016年12月31日 0時) (レス) id: a9e774865c (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - 遙城さん» コメントありがとうございます!童謡の少し歌詞が怖い曲ですか?笑 (2016年12月23日 12時) (レス) id: 1ef8b6e724 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優穂 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/aiha2/  
作成日時:2016年12月10日 16時

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