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執事【23】 ページ24

あ「あの…誰、ですか…」









「誰って、ただの通りすがりのお兄さんだよー。








たまたま君が泣いてるの見つけたから、慰めてあげようと思って」








そう言って、知らない男の一人が私の肩に触れる。









あ「やっ…」









私は、征や玲央さん以外の男の人とはあんまり話したこともなくて。









男の人はずっと苦手だった。









そのせいで触られて身体がびくっと大きく反応する。









「怯えちゃってかわいー。









ね、こんなとこにいたら風邪ひくよ?









お兄さんたちと一緒に行こう?」









「あっちに車停めてあるから」と言って、私の腕を引っ張ってベンチから立たせようとする。









やだ、気持ち悪い…。









怖い。









征、助けて。









こんなこと思っても、来るはずもないのに。









「ほら、行くよ?」









あ「やあっ……やめて…」









必死に抵抗しても、男の力には勝てるはずもなくて。








しかも相手が一人じゃないせいで、私の必死の抵抗も虚しい。









やだよ、やだ。








征。









征、征――……。









私が車に乗せられそうになった時だった。









「なんだお前っ……」









そう言って、一人の男の人が地面に倒れた。









そこに立っていたのは。









あ「征……」

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設定タグ:赤司征十郎 , 黒子のバスケ , 優穂   
作品ジャンル:恋愛
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優穂(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます!カッコよく書けてるか心配でした…!赤司くん執事似合いそうですよね!ドキドキしていただけて良かったです!! (2017年1月29日 10時) (レス) id: 1ef8b6e724 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - とてもかっこよかったです!赤司君、執事すごく似合ってる〜 ドキドキしながら読んでいました! (2017年1月29日 8時) (レス) id: 6adc5ff639 (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます!赤司様が執事だったら逆に自分がなんでも言う事聞いちゃいそうですよね!毎日ドキドキが止まらなそうです笑 (2017年1月15日 20時) (レス) id: 3cb2e40481 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 執事が赤司様とかヤバイですな…(*°∀°*) (2016年12月31日 0時) (レス) id: a9e774865c (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - 遙城さん» コメントありがとうございます!童謡の少し歌詞が怖い曲ですか?笑 (2016年12月23日 12時) (レス) id: 1ef8b6e724 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優穂 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/aiha2/  
作成日時:2016年12月10日 16時

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