◆第三十七話◆ ページ7
「「………」」
ただいま、黄瀬くんと二人っきりでタクシーに乗車中。
はああ、なんて幸せ!
あの黄瀬くんと二人っきりで乗り物に乗れるなんて…!
こんなの貴重な体験だよね、うんうん。
黄「…なんか楽しそうッスね」
私のこのウキウキ感が伝わってしまったのか、黄瀬くんは少し微笑むようにしてこちらを見ていた。
貴「そりゃあそうだよ!黄瀬くんと二人っきりで車乗れるなんて…なんか一緒にでかけてるみたいでいいなーって!」
黄「大袈裟すぎッスよ」
貴「私にとっては大袈裟じゃないの!
こうやって黄瀬くんと話せてるだけで幸せなんだから」
自分でも相当黄瀬くん愛がやばいなと認識しつつも、何故だか黄瀬くんにはすべて言ってしまう。
黄「…なんで俺なんスか?」
貴「…え?」
黄「俺じゃなくても、他にカッコいい男なんかいっぱいいるじゃないッスか。
森山先輩だってカッコいいし」
貴「森山先輩じゃ意味ないの!
私は黄瀬くんしかカッコいいって思わないし、
私は黄瀬くんだから……」
私はいろいろ言ってからハッとなる。
さすがに、少しいろいろ恥ずかしいことを言い過ぎた。
貴「…私の中では黄瀬くんが一番なんだよ」
そうとだけ付け足し、私は窓の方を向いた。
・
黄瀬くんがどんな顔をしてるかもしらずに。
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優穂(プロフ) - 七海さん» 返事遅くなってしまい申し訳ありません!コメントありがとうございます!はい、一生懸命可愛いって思われるような主人公にしようと思って頑張りました!ありがとうございました! (2017年3月25日 22時) (レス) id: 3fb30be1a4 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - お疲れ様です!主人公ちゃん可愛いですね! (2017年3月10日 18時) (レス) id: 1a053e154c (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - 林檎あいす♪さん» ありがとおおお!そう言っていただけるとありがたい!嬉しい限りです! (2017年2月19日 10時) (レス) id: 3cb2e40481 (このIDを非表示/違反報告)
林檎あいす♪(プロフ) - お疲れ!最後まで見てて面白かったよー! (2017年2月18日 19時) (レス) id: d5479b27aa (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - 青龍さん» 青龍さん、コメントありがとうございます!読んでいただけて嬉しいです!はい、ハッピーエンドです!笑いい終わり方を出来て良かったと思います!読んでいただき、本当にありがとうございました! (2017年2月16日 22時) (レス) id: 1ef8b6e724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優穂 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/aiha2/
作成日時:2016年12月6日 14時