【黒バス】私、黄瀬くんに憧れるのはもうやめます!!!2

◇第四十八話◇ ページ18

貴「黄瀬くん!」









黄「黄川さん、どうしたんスか?」









森下くんと話している先に見えた、大好きな彼の姿。









嬉しくて、得になにも用事はなかったけれど話しかけてしまった。









貴「え、えっと…あ!体育祭!競技、なに出るの?」









そういえば、と気になっていたことを黄瀬くんに聞いてみる。









黄「体育祭ッスか?んーと、借り物競争と、綱引き、リレーッスかね!あ、あと部活対抗リレー」









貴「リレー出るんだ!黄瀬くん足速いもんね!」









黄「はは、そんなことないッスよ。黄川さんは?」









貴「私は玉入れとリレーだよ!」









黄「黄川さんもリレーやるんスか!楽しみッス」









そう言って、いつもの笑顔を見せてくれる黄瀬くん。









ああ、やっぱりこうやって笑ってる黄瀬くん好きだな、なんてふと思ってしまう。









黄「じゃあ、お互い頑張ろう!」









貴「うん!!あ、えっと……黄瀬くん出る競技、全部応援してるから!それじゃ!」









そう告げて、私は黄瀬くんの元を後にした。









よし、黄瀬くんの応援ハチマキでも作ろうかな。









次は体育祭バージョン!









・









黄「なにあれ…ほんと、反則ッスよ」

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