【高尾和成】君の仰せのままに−執事シリーズ−

執事【26】−高尾SIDE− ページ27

高「ごめん、真ちゃん。









今日部活休むわ。先輩たちに言っといて」









緑「…ちゃんと、けじめをつけてこい。









そうじゃなければ、二度と部活へ戻って来るな」









高「ちょっ、それはさすがにひど!」









真ちゃんにまで、どうやら背中を押されてしまったようで俺は教室を出たAちゃんの後を追った。









大「お、高尾。こんなとこでなにしてんだ?









早く行かないと部活始まるぞ」









げ、こんなとこで大坪さんに…!









高「あ…あはは、ちょっと用事あってっすねえ…」









俺はAちゃんが向かった方向を見るが、もうAちゃんの姿はなくて。









やばい、完全に見失った。









高「すんません!俺ちょっと急いでるんで…!事情はあとで説明します!









あ、それか真ちゃんから聞いてください!」









大「高尾!?」









すんません、大坪さん。今日は許してください。









そう思い、校舎内を探したけどAちゃんは見つからなくて。









高「まじかよ…せっかく部活行かないで見張ってたのに」









「あれ?高尾くん?」









高「あれ…?琴音ちゃん?」

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