変人とは「普通じゃない人」のことをいうpart2【山田三郎】

51話 ページ1

『……………………………』









………………………………。









え。







『…えぇっと…？私も好きだけど、急にどうしたの…？』




「そうじゃなくて！」








三郎くんは顔を真っ赤にして私と向き合う









「…僕はAさんのこと、一人の女性として好きなんです！！」









…………………………え、








『えぇぇぇえええええええええっ！？？』








……三郎くんが……、私を！？








『っえ、な、何で…！？』



「僕にだって分からないですよ！！何故二郎と同じくらいの頭の貴女を好きになってしまったのか！！」



『待ってそれ私ディスられてるよね！？』




そんな風に思われてたの！？というか二郎みたいに馬鹿ではない！勉強はできるよ！
ちょっとおかしい奴だとは自分でも思ってるけど！！





はぁ〜〜〜〜〜、全く、







『ホントに好きなの？』


「はい、好きです」




『っ…お、おぉ…』





まさかの即答だ。これは流石に照れる。







……からかってるわけでは……ないよな




というか、三郎くんは冗談でこんなこと言うような子じゃないと思う





可愛い弟みたいに思ってたのだが……、これは一体絶対どうすればいいものか……







私が一人で考え込んでいると、三郎くんは口を開いた






「あのですね、Aさん。僕は別に、今すぐに返事が欲しいわけではないんです。

ただ、僕が貴女のことをそんな風に思っていると、分かっていてほしいんです。


…ははっ。いきなりこんなこと言って、すみません」






そう言って笑う彼を見て、不思議と愛着が湧く






…私のこと、考えて言ってくれたんだろうなって






『…分かった。君の想いに恥じない決断をするって誓うよ』






つい三郎くんの頭に手を伸ばして撫でると、彼は恥ずかしそうに、嬉しそうにはにかんだ

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーキャラ

夢野幻太郎

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