変人とは「普通じゃない人」のことをいう【山田三郎】

29話 ページ29

──…『うっわ、もう日が暮れてきてる！』





あの後、山田三兄弟と別れた私は、現在帰宅途中


「送る」と言ってくれたが、それは丁重にお断りした




……だってさ、





(びっっっくりした…！ど、どうしたんだろ三郎くん、急にあんな…、メッッッチャクッチャ可愛かったんだけど！！？)




『う"ぁ"あ"あ"あ"あ"あ"ｯ！！！！』




こんな醜態を 晒すわけにはいかない←何を今更




にしてもホントどうしたんかな〜。二郎と言い合いしてた時だったよな…。はっ、もしかして私の為か！？ハグするだけでストレスの三分の一はなくなるって言うし！流石三郎くん！！






『…………ん？』





その時、頬に冷たいものが当たった




すると次第にそれはどんどん増えていき、「ザァアア──ッ」という音が辺りに響く






……………夕立か！？





『まずい！早く帰らないと！』





そして私は家へ向かって走り出した








・








──…なぁ〜んて私がそんなありきたりなことをする奴だと思うか？





『ひゃっふう！いぇ〜〜い夕立とかテンション上がる〜〜☆』





長らく雨と無縁だったのもあっていつも以上にはしゃいでしまったよ




夕立とは短いものだから私はその短い時間を最後まで大切に悔いなく過ごしたよ！






『いやぁ〜〜楽しかったぜ！…………あっ、制服』





まぁご想像の通り、それはそれはビショビショです





『あっははは！……速攻で洗濯して速攻で乾かそう』





そこはありきたりなんだな、と思った貴方！いやぁ〜制服は大事だよ、うん





みんなも大雨の中制服で遊ぶのは程々にね！

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーキャラ

山田二郎

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