変人とは「普通じゃない人」のことをいう【山田三郎】

1話 ページ1

『ﾊﾞﾝｯ)やぁやぁおはよう諸君！』



開口一番



一人の少女は教室のドアを勢い良く開け、堂々と皆の前に立つ


その様子に、特に驚くことなく挨拶を返すクラスメイト達



この何気ない光景を、時に、幸せと呼ぶのかもしれない…──





──なぁ〜〜んてのは全部私の頭の中のモノローグだよ☆





初めまして！私の名前は海野A！

何処にでもいる普通の高校二年生さ！



『みんな相も変わらず元気がないね！もっと私のことを褒め称えてくれてもいいんだヨ？』


「「「お前に疲れてんだよ……」」」



なるほどなるほど、疲れてるのね。お疲れ様！




「そういやぁ海野。お前知ってるか？」


『うんうん、知ってるか？って言われて知ってるわけがないよね！』


「あーはいはい…、まぁ兎に角。うちの高校、すげぇ不良がいるらしいんだよ」


　
不良……？何それ面白そう！



『うちの高校にもそんな奴がいたのか〜！』



会ってみたい！



「『会ってみたい！』とか思ってねぇよな？やめとけよ。そいつ、目があったり気に入らなかったりしただけで、即殺 すらしいからな」


『エスパー！？お前実はエスパーだったのか！？？え、というか即殺 すってよっぽどじゃね？』


マジか……、益々会ってみたい！！



『ところで肝心なそいつのNAMEは！？』


「名前な。え――っと、確か……、山田じろ「キーンコーンカーンコーン」あっ、チャイム鳴ったから座れ」


『タイミング悪いな！！そして真面目かよオイ！！』




まぁこれが私の日常だ。これから夜・露・死・苦！

2話→

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーキャラ

山田二郎

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