変人とは「普通じゃない人」のことをいう【山田三郎】

4話 ページ4

「…！？なっ！？？」




お〜〜〜…、危なかったぜ




『ごめんごめん！いやぁ〜助かったよ山田じろ…』





……そこでこいつの顔を見て驚いた





───茹でダコみたいに真っ赤だ





『……え……？』



「…っ…、はっ、早く離れろ…っ！！」




そう言って私を引き離す山田二郎



……いや……もしかして……、




『お前まさか……、不良のくせにシャイボーイなのか…！？』



「っ…！うるせぇ誰がシャイボーイだ！！」



いやお前だよそんな真っ赤な顔で言われても説得力ねぇよ





『っ……あっははは…！』




「ってめぇ、笑ってんじゃねぇよ！！」


　


は〜〜〜……、不良で純情ねぇ……






────面白い






『益々興味が出たよ、山田二郎……あぁもう二郎でいっか！じゃあ二郎！』



「は！？え、ん！？」






『──友達になってよ！』





私はもう一度、二郎に向かって手を差し出した






「っ〜〜〜……、……しょうがねぇな……」




二郎は恥ずかしそうにそっぽを向きながらも、しっかりと握手してくれた





『──これからよろしく！』




ニシシッと笑って、私はそう言った









(じゃあ私のこともAって呼んでね！ハイ練習！)



(はぁあああ！？そんないきなりっ……。……………A……ｯ？)




(あっははは！顔真っ赤！)



(だっ、だから笑うなよ！！)

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーキャラ

山田二郎

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