【黒バス】相田になりました。【相田リコ成り代わり】

42。成長 ページ44

やなぎーこいつヤバいやつやん事件から一週間。


最近はかなりの確率でやなぎー家におじゃましている。あそこはゲームの宝庫である。最高。





「アイちゃん、将来ゲーム関連のお仕事がしたかったらぜひぼくの会社に来てね！そのころはたぶんぼくが社長だからさ」

「さりげにすげえこと言った…」

「ああ、さらっとすげえこと言ったな。

うーん、まあ、考えとく」


「うん、ありがと！にじむーは……



…いいや」←

「どういう意味だよ！！！！」

「だってにじむー使えないしたっぱとかになっちゃいそう……」

「確かに」

「ばかにしてんのかてめーらぁぁあ！！」

「「してないしてない」」


あれ、デジャヴ。





・

・

・





そして、いろいろすっとばし、小学校生活最後の夏休み。


なんということでしょう。






「オレの自由研究はこのゲームの攻略法だ！」

「ぼくはこのゲームの裏話！」

「Aはこのゲーム作った」



全員ゲームに関わることばかり。


やなぎーの家のゲームをやり込みすぎたのかもしれない。
あの修造までゲームのことを…。
しかも、修造自らテーマを決めて自ら実践して攻略法を考えている。



すごくないかこれ。




あのとき僕に助けを求め涙を浮かべていた彼らはもういない。
自ら進んで動き、自分の力でやり遂げたのだ。



成長したなぁ…。

おじさん嬉しいよ…

あっ今はおじさんじゃねえや。


お姉さん嬉しいよ。

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