0。目覚めると ページ1
朝、目が覚めたと思ったら、体がうまく動かない。
起き上がれない。
世界が広い。
モノが大きい。
目に映るもの全てがモノクロ。
…声もでない……いや、声はでる。
"うぁ"という声が。
………………ちょっと待ってくれ
もしやこれって………
「おっ。起きたんでちゅか〜?可愛いでちゅね〜パパでちゅよ〜♡」
どっかで見たことあるようなないようなおじさ…ン"ン"ッ、お兄さんが顔を近づけてくる。
…赤ちゃん言葉ヤメロ。キモチワルイぞ…。
「Aたん無視しないで〜、パパだよ〜?」
「景虎くん、私にもA見せて〜。うふふ、私がママよ、A♪」
…とまあ、ご察しの通り、僕は赤ちゃんになってしまったようだ。嘘だろ。
てか景虎くん?この顔…景虎…景虎……
ああっ!!
思わず声が出たが、まわりからすればあうあうとしか聞こえないため、僕の両親であろう二人はこの声を返事と思ったらしく、キャッキャっと喜んでいた。
こっちはまるで喜べないが。
…いろいろ考えた結果、辿り着いた答えはこうだ。
➖僕は転生トリップかなんかして、黒子のバスケの相田家の子供になったのではないか➖と。
119人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
藤海 - 江戸猫さん» コメントありがとうございます!ええと、前世男で転生後女な主です…!わかりにくくてすみません…! (2018年4月5日 22時) (レス) id: b9bf9ff02c (このIDを非表示/違反報告)
江戸猫 - 男主ですか? (2018年3月27日 8時) (レス) id: e0161950e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:藤海 | 作成日時:2016年9月26日 19時