〇thirteen ページ13
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意識が戻ってきた。
でもまだ目、開けたくないな...
相葉「...ぃ、おい。起きろよ。」
。。今、相葉くんの声が...
相葉「ったく！
にのー！全然起きない！！！」
二宮「おまえさ、こいつ。
どうして腫れてるか知らね？」
相葉「。。。それ。
多分、俺のせいだから。」
相葉くんと先生の会話。
あんな明るい相葉くん、 、
入学式以来、見ていない。
それに、相葉くんは
私がこうなったことを知っているようだ。
そろそろ起きるか...。
ベッド脇のカーテンを
シャーっと開ける。
二宮「おっ、アイバカ。
起きてきたぞ。」
相葉「なっ！！
アイバカじゃない！
一文字余計だぞ、ニノ！」
なんかこの二人、
兄弟みたい。
二宮「...で。
具合、どうですか？
このアイバカ、責任感じて
今まで残ってたんですよ？」
「えっ...？」
私がちらっと時計を見ると
針は６時を示していた。
「うわぁあああ！！！
相葉くんっ！ほんとにごめんなさい！」
相葉「いや、別に。
そのほっぺ...。
後輩のみゆちゃんから事情聞いた。」
「...そっか。
いや、大したことないし！」
相葉「...ごめん。
俺のせいで、あいつらに…」
「…私は…普段、相葉くんと話すの
すっごく楽しいよ？
だから謝んないで？」
相葉「…ありがと。」
わたし達の間を
甘い空気が流れ出したとき。
二宮「…いちゃいちゃなら
ほかでお願いしまーす。
俺いづらいんだけど。」
「////いちゃいちゃなんて…」
相葉「…//帰ろ、A。」
私のカバンと自分のカバン。
両方を持って彼は
保健室を出ていった。
二宮「あいつ、照れてるだけだから(笑)
仲良くなれば笑顔もたくさん出すから。」
「////ありがとうございました！」
私は少し先を歩く相葉くんに
駆け足で近寄った。
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作者名：ザモザモ | 作成日時：2013年12月6日 18時
