プロセラのお姫様は視覚障害者！？【ブラコン】×【ツキウタ】２

第45話 ページ44

数日後

コテージから帰ってきた私

私はある人に電話をかけた

『ママ？』

美「あら、愛美？久しぶりね。どうしたの？」

『ママ・・・前に言ってた件なんだけどね』

美「考えたのね？」

『うん・・・受けるよ手術』

美「わかったわ、手配しておくわね。」

『うん、社長さんだけ言っておいて？』

美「みんなにはいわないの？」

『言ったら悲しくなるから・・・』

美「そう・・・・わかったわ」

『ごめんね、ママ』

美「大丈夫よ、手術の日にはママも行くからね」

『うん・・・』

私はママとの電話を切った

そう、あの無人島に行ったときに点字で読んでいたのは手術を受けるアメリカの病院のチラシだった

(海さんにばれたかな・・・とっさに隠したけど・・・)

蒼「くぅん」

『蒼、あなたとはお別れしないから大丈夫よ、もし目が見えてもあなたは私の家族なんだから・・・』

蒼「わん」

『ふふ、でも手術が怖いからママと一緒にいてね？』

？「・・・・・」

誰かに聞かれていたことに私は知るよしもなかった


続く

だべり場→←第44話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す