【進撃の巨人】お前をもう逃がさない、、、【リウ゛ァイ】

＊二十三話＊ ページ28

＊ペトラサイド＊



憲兵団がAを探してる。



エルヴィン団長は、
前からAをどうするか話あってた。


Aはリヴァイ班だから、簡単には憲兵に連れて行けなくて、兵長の抵抗でAの憲兵に移動の件はあやふやなままになってた。


けど、もう、おしまい。


彼らは来てしまった。



ねぇ、A？



貴女は意識が無くても、こんなに誰かに必要とされてる。



私は毎日努力して生きてる。



なのに、意識すら無くて、寝たきりのAより必要とされてない。





羨ましい。






こんなに安らかな顔して眠ってる。




私の気持ちも知らないで。





悔しい。






花を飾ろうとしていた花瓶を握る。



今なら、出来るかもしれない。





巨人が現れる前の世界はどうだったかは分からないけど、今の世界は殺人を隠蔽するのは簡単だわ。




壁を登って、死体を外に落とせばいい。





どんなに探しても死体はあがらない。






壁の中では……ね。





殺してしまおうか？





Aを。







……………………馬鹿な私。





血迷ったのかしら。





こんな事で殺人隠蔽できるわけないでしょ。





そもそも私は今まで一緒に過ごしてきた仲間の弱みをついて殺す程、非情な女じゃないわ。





ペトラ「ねぇ、A、意識が無くなるって、どんな感じ？」

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