【進撃の巨人】お前をもう逃がさない、、、【リウ゛ァイ】

＊九話＊ ページ13

＊Aサイド＊



もう嫌......



生きてるのが面倒になってしまった。



このまま舌を噛み切ってしまおうか？



苦しい。




切ない。



このままじゃ私は人をにくむ心の汚い子になっちゃう。



綺麗じゃなきゃだめなのに、、、。



綺麗好きな兵長の為にいつだって心を綺麗にしなきゃいけないのに、、、。


お伽話の中で何かを手に入れて幸せになるのはいつだって心根の優しい良い人なの。



自分の欲のままに好きな事をする人にはその分の見返りが必要。



私は兵長という名の幸せを手に入れたい。




だから、ハンジさんは心根の悪い嫌な子じゃなきゃいけないの、、、。




でも逆己の欲のままに生きてたのは私だったんだ。




汚い。




醜い。




自分に対する罵り言葉しかでてこない。




兵長、、、、私を愚弄してください。




汚いと罵って思いきり蹴飛ばしてください。




そしたらきっと嫌いになれる。




殺したい程兵長が憎くなる。





苦しい思いをしなくてすむ。




自分の醜さを痛感しなくてすむ。



けど、嫌われたくない。




だから、私は兵長にこう問うんだ。




A「質問って、、、何ですか？」

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