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〜1話〜 ページ2

涼しかった秋は終わりを告げ

寒い冬が訪れる。



高校を卒業して、初めての冬。


只今、大学生活真っ最中である。


あまり実家から離れている訳ではないが別の所で暮らしている。

一人ではなく、二人で。



希「なにぼーっとしとるん?」



お風呂上がりだからだろうか


妙に色っぽさが目立つ。




A「ん?
いや、ちょっと昔のこと思い出してた。」


希「どのくらい昔のことなん?」


A「希に初めてあったくらいかな…」


希「へぇ。
いろんなことあったなぁ。」


A「ほんとな。」



今こうして幸せな生活が送れているのもそのおかげ。



希「いつものお願いしてもええ?」


A「なら、こっち座りな。」


ポンポン、と自分の隣へ希を座らせる。




希「長いといろいろ大変なんよ。」


A「だったら切ればいいのに…」



希の髪を乾かすのを手伝う。


希「女の子にとって、髪は命なんよ?」


A「俺は短い方が好みなんだけどな…」


希「今はこれが気に入っとるからええの。」


これだけ優しくできるのもそのおかげ。



希「はぁ〜、うちにとってこのときが一番幸せかなぁ。」


A「俺はこのときかな。」



髪を乾かし終わり、そう言って後ろから優しく抱きしめる。



希「もー、いきなりやなぁ。」


希がこっちを向く。


希「んっ…//」


少し強引にキスをする。



希「こらぁ、あんまり年上にいたずらしたらあかんよ。」


A「いたずらじゃないよー。」


希「ふふっ、でもうちもこのときが一番かなぁ。」


A「えぇ…
さっきこれが一番っつったじゃん。」


希「ええやん、一番なんていっぱいあったって。」


A「なんだそりゃ…」



思い出すな…


初めてあったときのこと。


μ’Sが結成して…


いや、出会ったのはもう少し前だったかな…

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うえぽん - 良かったです。続きが気になっちゃいますす。更新頑張ってください。 (2015年1月31日 21時) (レス) id: 52f8adeea0 (このIDを非表示/違反報告)
流れ星 - 更新頑張ってください (2015年1月20日 18時) (レス) id: eee2425852 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クリミア | 作成日時:2014年11月25日 16時

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