ー過去ー ページ15
海未side
病室で夏音ちゃんの話を聞く。
夏音｢お兄ちゃん、今すごく大変だと思います。毎日、朝と放課後ここにきて私のこと看病してくれるんです。｣
毎朝…
じゃあいつもギリギリなのは…
夏音｢いつも遅刻ギリギリじゃないですか？
お墓に行ってるときは完璧に遅刻かな…｣
海未｢お墓･･･？｣
夏音｢あ、えっと…
両親とも、もういないんです…｣
海未｢え…｣
夏音｢だから、二人になっちゃってからお兄ちゃんが家のことも、私のことも一人でやってくれて…
私も入院しちゃってるから、寂しいと思います。
だから無理して、楽しそうにしてるんだと思います。｣
無理してるように見えたのは･･･
いろんな人に優しくできるのも…
夏音｢お兄ちゃんを支えてくれる人がいると思うんです…
私もいつ両親のとこに行くかわからないので…
そうなったらたぶん、お兄ちゃんつぶれちゃう気がして…｣
そんなことを少し笑いながら話す夏音ちゃんに、私は声をかけられなかった。
夏音｢海未さん…
お兄ちゃんを支えてくれますか…？｣
答えに時間がかかる。
Aを支える…
知らなかった、そんな状況だったなんて。
それでも、好きな気持ちは変わらない
それどころか傍で支えたいという感情になっていた。
海未｢はい…
私でよろしいなら…｣
そう約束はしたものの、私が傍にいてもいいなら、ということならですけど…
夏音｢ありがとうございます…｣
寝ている夏音ちゃんの頭をなでる。
海未｢いつまで…
とかはわかってるんですか…？｣
夏音｢あんまり長くないらしいです。｣
海未｢･･･
でもきっと大丈夫ですよ。｣
そんなことしか言えなかった…
その後連絡をいれたのか、Aと真姫が入ってくる。
何を言っていいのかわからず何も話せなかった。
しばらくして、病院を後にする。
A｢まだ時間大丈夫？｣
海未｢はい、一応遅くなるとは言っているので。｣
A｢ちょっと話があるんだ…｣
そう言われ、私たちは近くの公園へと向かった。
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エポナ(プロフ) - ガンさん» そうですね!! 確かにその方がいいかもしれませんね♪ この作品からそれを考慮するか次作からするかを検討します。 (2014年9月21日 1時) (
レス) id: 3c25d5690e (このIDを非表示/違反報告)
ガン - 男主の友達の名前も設定できたら良いですね (2014年9月20日 23時) (レス) id: 2865fa2611 (このIDを非表示/違反報告)
エポナ(プロフ) - 匿名さん» なるほど… そんな大事なことを教えていただきありがとうございます!! (2014年9月10日 16時) (レス) id: ab30f27b4d (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - エポナさん» オリジナルフラグを外さないと、違反になってしまい、その作品が消されてしまう場合があるんです。質の悪い方ですと、自作発言をしてる……とか言われてしまう場合もあります。作品を守りたいなら、ルールを守らなければならないんです。 (2014年9月10日 16時) (レス) id: aad46145af (このIDを非表示/違反報告)
エポナ(プロフ) - 匿名さん» 外しました!! ただつけたり外したりすることで何かあるんですか？ いまいちよくわかりませんでした(笑) (2014年9月9日 21時) (レス) id: 3c25d5690e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリミア x他1人 | 作成日時：2014年9月7日 3時
