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No.5 オールマイト ページ6

翌日。
相澤さんの命令を無視し、一人屋上で寝転びながら本を読む。

ちなみに今は昼休み中。昼ご飯は皆が来る前にさっさと食べ終わらせた。


『.....午後はなんだっけ...あ、ヒーロー基礎学か』


私は既に、あらかたのものは経験済み。受けたところで得るものなど特にない。
行かなくていいか。とそう思ったその時、

思いきりよく、バンッと音を立てて屋上の扉が開かれた。



「A少女!!」


『としっ...オールマイト!』


そこから現れた人物はオールマイト。会えたことへの嬉しさと、いつもの癖で危うく名前で呼んでしまうところだった。


オールマイトは昔からの父母の友人であった。私とも、私が生まれてすぐに会っていたという。
そういう事もあり、幼い頃から親しくしてもらっており、彼の秘密は父母と同様に知っている。

そして、“あの時”助けてもらった人物の一人だ。



『お久しぶりですね!...って、どうしてここに?』


会うのも久々だった故に、色々話したいことが沢山あった。が、ふと思い浮かんだ疑問の方が気になったので先に質問した。


「いやぁ、本当に久しぶりだな!A少女!!.....で、ここに来た理由だが...」

『はい?...あっ』


オールマイトの授業担当、そして次の授業は何か...それらを思い出せば、ここに来た理由は明確。

それらを察した私は距離をとろうと足を動かした。が、しかしその前にオールマイトに捕まり、脇に抱えられる。


「相澤くんが困ったように言っててね...“Aは授業どころか、教室にすら来ない。”と」

『...つまり?』

こうなっては私に逃げ場、拒否権などない。まずい、と笑った私に、オールマイトは言葉を続ける。


「私が連れていこう!ってことになったんだよ!HAHAHA!都合よく次の授業は私の担当、ヒーロー基礎学!ちょうど良かった!!」



なんと私と推測通り。自分を褒め讃えたいぐらいだが、捕まってしまっては意味が無い。


『...は〜い、オールマイト先生』

諦めて、オールマイトに従うことにした。
それと同時に昼休み終了を告げるチャイムが鳴った。



「いい子だ、A少女!じゃあ行こうか!」

『えっ、待ってください!このまま...って訳じゃないですよね?』


そのまま進もうとしたオールマイトに、静止をかける。だが、意味などない。


「だってこのままじゃないと君、逃げちゃうだろ?だから、このままで行く!!」




雄英高校入学二日目、また衝撃的な登場をしそうな予感。

No.6 ヒーロー基礎学→←No.4 合理的虚偽



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作者名:ミカ | 作成日時:2018年2月15日 7時

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