第6夜 ページ7
ここは危ないと判断した霧の団は、屋上へ向かった。
「上だ!!」
カシ「ここなら袋の鼠だ。仲間がこんなにいるぜ。」
モル「関係ないホテルの人達を襲うなんて...所詮は盗賊、壊滅させましょう!!」
アラ「待ってよモルさん!!」
カシ「来やがれ化け物女!昨日みてぇに黒霧でねじ伏せてやるぜ!!」
『!カシム...!!』
床にヒビが入る音がした瞬間、下から赤髪の巨大な男が出てきた。
その後から、見慣れぬ男とどこかの政務官のような男が現れた。
シン「アラジン、大丈夫か?」
アラ「シンドバッドおじさん...!」
シン「(...?彼女は...)」
「また変なのが増えたぞ...!?」
カシ「ハッタリだ、全員でかかれ!!」
「「おお!!」」
シン「さすがに数が多いな...マスルール!」
マス「了解。」
マスルールが構える。
とほぼ同時に地面を蹴り、多くの団員が蹴散らされた。
皆が驚いている内に、当の本人は何事もなかったかのようにカシムの後ろへつけた。
モル「(すごい!!)」
シン「やりすぎだぞ、マスルール。手加減しなさい。」
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作者名:ミカ | 作成日時:2017年9月21日 21時