第41夜 ページ42
手当てを終わらせた彼女は、アリババの部屋へと向かっていた。
『(アリババ、1人で大丈夫かな。...まぁ、見てやればいいか。)』
アリババの部屋につき、ドアをノックする。
『アリババ?入るよー、ケガとかどう...』
彼女がアリババを見たその時...
『きゃあああぁっ!?』
アリ「おおっ!?」
下半身一糸纏わぬアリババがいた。
『ちょっ...なにしてんの!?』
アリ「何って...傷を見てただけだよ!」
『分かったから早くしまって!!』
モル「Aさん!何かあったんですか!?」
『モルジアナ!?今来ちゃだめ!絶対こないで!!』
その後、モルジアナはもう大丈夫と思うと、アリババに厳重な注意をして帰って行った。
『...まったく。手当てぐらい言って。私がするから...』
アリ「いいんだよ、こんなもん。早く済ませて、俺も皆の手当てに行かねーと!」
『...あんたは少し1人で背負いすぎ。任せることのできるものだったら、少しは人にやってもらいな。私も絶対するから。』
アリ「...あぁ。そういえばさ、アラジンどうしてる?」
『疲れたって、1人で部屋に戻ったよ。きっとウーゴくんが消えたんじゃないかって落ち込んで...』
彼女は言葉を言っている最中にはっとした。
『...行こう、アラジンのところへ!』
アリ「あぁ!」
モルジアナも呼び、3人でアラジンの元へ向かった。
「おい、こいつ息してねえぞ!」
「やべぇよ、生きてんのか...!?」
「「...!?」」
『!?アラジン!!』
彼女がすぐに駆け寄り、2人も続く。三人が見たアラジンは、いつもとあまりに変わっていた。
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作者名:ミカ | 作成日時:2017年9月21日 21時