【マギ】彼女の素顔【アリババ】 (ページ5)

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第4夜ページ5

アリババ救出の移動中に、カシムが彼女に問いかけた。

カシ｢お前、良かったのか？これはまでは、かたくなに戦闘へは出向かなかったのに...｣

『...』

カシ｢それに、お前いつもは子供たちが心配だからって...｣

『...大丈夫。子供たちは他の娘に任せたから。』

カシ｢...なら、いいけどよ。｣

カシムは、それ以外聞いてこなかった。

カシ｢さぁ、ここだ。...まずは壁を壊して相棒を救い出すぜ！！｣

鈍い音がした。色んな男達により、壁が壊されのだ。

カシ｢よぉ...探したぜ.....｣

『...』

カシ｢助けに来たぜ、相棒！｣

アリ｢カシム！！それに、A...！？｣

これが、開戦の合図だった。

アリ｢カシム！！何しに来たんだよ！？こんなに部下どもつれて...しかも、Aまで...！！｣

カシ｢何じゃねぇだろ！俺たちは、Aにお前が攫われたって言うから助けに来たんだ！！｣

アリ｢え...！？｣

彼女は向こうを向いたままだった。

カシ｢しかも、相手がとんでもねぇ奴だって言うから、部下ども引き連れて来たんだ！！｣

アリ｢！？何の話だよ！？｣

モル｢この人がカシム...！｣

アラジンとカシムの目が会った。

カシ｢てめぇらは...昨日邪魔しに来たガキどもじゃねぇか！｣

『！？ガキって...子供！？カシム、あんた子供相手にして...！！』

“子供”と言うワードに彼女が反応し、やっとこちらを向いた。