てつや ページ22
目を覚ますと養護教諭の方が優しく声をかけてくれた
《起きた?荻原ちゃんが心配してたわよっ、最近はバスケ部が大変なことになってるそうねぇ、吹奏楽部なのにとても詳しかったわ》
話によると荻原さんが僕をここまで運んできてくれたらしい。 今はお昼、そういえば今日は荻原さんと橙野さんのインタビュー放送の日だったような・・・
《全校の皆さん、こんにちは・・・》
始まった。用意してもらった給食を食べながら放送を聞く
《「『こんにちは』」》
《『
《橙「橙野です。別に名前は間違えられませんw」》
安心する。自然と食欲も戻ってきてようだった。
──────────
昼休み、礼を言いながら保健室をあとにすると、教室では荻原さんと紫原くんが心配してくれた。
『てつやっ!おかえりー』
珍しく機嫌がいいようだった。
紫「おかえりー、だいじょぶだったー?」
黒「はい。ですが今日は部活をお休みさせていただきます。荻原さんにはご迷惑お掛けしました。」
頭を下げると、荻原さんは何かを思い出したように声を漏らし、僕と紫原くんに告げた
『ぁ、明日から1週間くらい、青峰迎えに行けないから、ごめん』
今考えれば、それも“始まり”に繋がったのかもしれない。
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つゆロロ(プロフ) - あひるさん» ありがとうございます。荻原ちゃんの楽器についてですが、お好きなものを想像してください(笑)私的にはバリトンやユーフォなどの低音楽器をイメージしておりますが。初コメントうれしいです!これからもどうぞ、見守ってくだされば幸いです((*_ _) (2017年11月20日 19時) (レス) id: 3fbfa2c7b2 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!因みに夢主ちゃんの楽器はなんですか? (2017年11月20日 1時) (レス) id: a0a203a011 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つゆロロ | 作成日時:2017年11月7日 0時