11話 テーブルを買いに ページ20
名作父「いやぁ、こうやって家族全員揃ってご飯食べられるなら他に何も要らんなぁ。」
名作「どうだろうね…」
名作父「何や、名作！その言い方は！何が不満なんや！」
名作「何が不満て…家具が無い事だよ！」
メイ「家具ない〜！」
名作父「月に持ってかれたままなんやからしょうがないやろ？大体名作には家具を取り返して来てくれ！って頼んだ筈やぞ？」
名作「あの時は家具どころじゃ無かったんだよ。…あぁ、じゃあさお金くれたら僕、買ってくるよ。」
名作父「ならお願いしようかな。此処等辺やときつねの家具屋さんがエエやろ。」
名作「きつねの家具屋さん？」
名作父「そう、森の狐がやってる家具屋さんや。其処でテーブルを買ってきてくれ。」
名作「何かアレだね、名作童話『手ぶくろを買いに』の逆だね。」
メイ「手ぶくろを買いに？」
名作「森の子狐が人間にバレない様に手ぶくろを買いに行くお話だよ。狐達は人間に捕まったら酷い事をされると思っていてね…だから子狐は右手だけ人間の手に化けて買いに行くんだ。」
名作父「きつねの家具屋さんも此方が人間なのバレたら大変な事になるから。」
名作「え、そうなの？」
名作父「家具を作る時に使う丸のこっちゅうのを持って追い掛けて来るから。」
名作「そんな危ないとこ行けるか！此方は狐見たいに化ける事も出来ないんだから！」
名作父「メイ、頼むわ。」
メイ「きつね〜。」
名作「うわ、手だけ狐に！」
名作父「コレで行けるやろ。」
名作「行け〜…るか…行くかぁ…」
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望月 虎狼丸 - 雪華さん» そうですね！俺、部屋で一人で爆笑してましたもん！後、ボルト達のカブトムシ可愛かったデスね！ (2020年6月28日 15時) (
レス) id: e14d09d008 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 松田名作の銀行員のお話も面白いですね! (2020年6月27日 19時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
望月 虎狼丸 - 星猫さん» スミマセン…俺、相手に合わせる事が苦手でして…貴方様を傷付けたくはありませんので、見送らせて戴きます。 (2020年6月16日 23時) (レス) id: e14d09d008 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年6月16日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
望月 虎狼丸 - 星猫さん» ありがとうございます！これからも頑張っていきまっせ！ (2020年6月16日 17時) (レス) id: e14d09d008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望月 虎狼丸 | 作成日時：2020年6月15日 21時
