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チョッパー「本当にこれでよかったのか？」
ウソップ「オシャレなカフェもあったのによ」
「この世界でしか食べられないものなので…」
偽物だけどね。
ウソップ「なら食うか」
チョッパー「うん！」
公園のベンチに座ると２人はニセ悪魔の実を頬張った。
チョッパー「美味い！これめちゃくちゃ美味いな！」
ウソップ「こりゃ最高の果物だ！Aも食ってみろ！」
私もニセ悪魔の実に勢いよくかじりついた。
しかし。
「うえっ…」
チョッパー「A？！」
ウソップ「どうした？！」
「熟れてないです…」
めちゃくちゃ不味いんだけど。
ウソップ「それ…本当に熟れてないのか？」
「え？」
ウソップ「店の奴が言ってただろ？色が赤なら熟してるサインだって…」
チョッパー「確かに言ってた…」
ウソップ「A！吐き出せ！飲み込むな！」
「もう飲み込んじゃいました…でも…」
体に害はないだろうから。
「熟してないだけなので大丈夫…」
ウソップ「大丈夫じゃねぇ！Aが食ったのは本物かもしれねぇんだ！」
「本物？！」
本物なら私は悪魔の身の能力者に…？
ウソップ「さっきの店に戻るぞ！」
チョッパー「問い詰めないと！」
「は、はい」
私はベンチから立ち上がると走り出した。
ウソップ「A！待て！」
「はい？」
ウソップ「何で…松葉杖がないのに走れてんだよ…」
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作者名：トモ | 作成日時：2023年1月27日 16時
