ツイステ答えを見つけて考えた結論は (ページ30)

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デュース・スペードの事件簿7 ページ30

ホールに集うゴースト達とノアさんとマックス。
A先輩は静かに聞いた。
「答えは揃ったのか。」
僕は不安ながらも頷くと「解き明かされるなら、解くと良い。」

主人は僕に嬉しげに「シルヴィアを見つけたのか。」と言った。
デュース「主人が奥さんと思っていた女性はノアさんです。」
主人は驚く。
クルス「シルヴィアじゃないのか。」
実際に見たノアと写真で見たシルヴィアは性別や髪色などといった共通点が多いから間違えたんだ。
クルス「じゃあ、妻は何処に」
その問いにA先輩は答えた。
「シルヴィアさんは暗殺されました。」
主人は目を見開きフラフラと崩れた。
長い間、懸命に探したが大事な人はこの世にいない。
「何故だ。何故、シルヴィアは殺された。」
その理由は犯人しか分からない。

僕はゆっくりと話す。
シルヴィアへダニエルよりと書かれた瓶を見せる。
デュース「被害者(シルヴィア)はこの毒にやられた。被害者はこの毒を飲む前、日記をつけていた。加害者が薬を持って来ると。加害者が良薬と言って被害者を騙し、殺した。加害者はダニエルだ。」
スペルを見せるとメイドは執事を見た。

そんな反応してもおかしくない。Danielと書かれているからだ。

クルス「君なのか…何故、どうしてシルヴィアを殺したんだ！！」
荒れる主人に「執事は殺していません。」と言う。
クルス「違う…？でもDanielなんだろ？」
僕はもう一つの瓶を見せる。
この瓶に含まれる液体は良薬だ。
名前が書かれた瓶、
シルヴィアへと

そして

Danielよりと書かれた瓶だ。

デュース「多分、Danielは体調の優れない被害者を助けたかった。殺していないんだ。」
クルス「Danielが殺していない証拠は？」

デュース「最初に証言集め終わった時に容疑者は執事(Daniel)とメイドに絞られた。執事はノアさんと別れた後、メイドと会った。メイドにパンをノアさんに渡すよう頼んだ。メイドは了承し、パンをノアさんに渡した。この後、ノアさんは使用人によって何処かに連れ去られてしまった。
良薬はその使用人に渡されたものだ。」

話が進むに連れて一つ解いていく。
そして自分の考えを入れていく。

デュース「おかしいんだ。だって良薬を渡す時、『白い髪の男の子に渡して』と言う筈がない。白い髪をした男の子はA先輩だと思う。使用人はA先輩に良薬を渡すように頼んだのは面識があって信頼する程だ。
そして日記にはダニエルと書かれている。」

僕はDanieleを見せた。