命2 ページ4
先「ここです。」
先生が案内してくれたのは、1−Bと書かれた教室。
先「僕が入ってきてって言ったら入ってきてくださいね。」
「うっす。」
l「はーい。」
ガラガラと教室のドアを開けて入っていく先生。
その間が実に暇である。
「光。」
l「どうせ暇とか言うんやろ?」
「うん。」
l「どんなキャラで行くか考えよ?」
キャラ…
「俺ハーフの身体弱い系クールで行くから、光、某魔法少女アニメのオタクキャラで。」
l「何でやw普通にクールで行くわw」
その時、先「入ってきてー。」と、丁度呼ばれたので、光を先にして後から入った。
入った途端に聞こえるのは、女子の黄色いうるさい声。
先「じゃあ、自己紹介をお願いします。」
l「はい。黒川 光です。」
「…。A・エ・スセイアです。」
俺は仮の本名(仮)を考えるのが面倒だったから自分の名前をそのまま使っただけ。
先「質問ある人ー!」
まぁ、そう言って手ぇ上げるのってほぼ女子だよな…。
先「はい。理恵さん。」
理「お2人ってぇ、彼女とかぁ、いるんですかぁ?」
いちいち語尾伸ばしてんじゃねぇよイラつくから。
l「おるよ〜。(Aしとこ←)」
「…。います。」
適当に光にしとくか←
いると言った瞬間に、女子の残念がる声が教室を静かに埋めた。
先「他には〜?あ、じゃあ三野君。」
三「A君ってハーフですか?」
俺か←
「…はい。母がイギリスで、父が日本です。」
キーンコーンカーンコーン
丁度いい所でチャイムがなった。
先「お。じゃあ、2人とも、窓側の空いてる席ね。」
指定された場所に座ると、隣の女子がチラチラとこちらを見てくる。
正直言ってうぜぇ…。
先生が教室を出ていくと、ワラワラと集まるクラスのヤツら。
モ1「A君と光君の彼女ってどんな人?」
「えーっと…先輩でちょっとウザイくせにすっごい心配性。」
l「後輩のくせに敬語使わないクソ生意気だけど、凄く無理するから心配になる。」
モ2「なんか真逆ー。」
って、クロエこの野郎…、それ絶対俺の事やんけ。しばくぞって言っても俺も言えないか。
モ3「黒川君と、スセイア君って幼馴染なの?」
l/A「いや、腐れ縁。」
見事に重なった。
prrrrrrrrrr…
次の奴が質問しようとしたところで、光のスマホが鳴った。
l「もしもし?どないしたん?…えぇw分かったw今帰るwww」
「何?」
l「真冬に、ヘルプされたwww」
ほら言わんこっちゃない。
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む犬【ノノ】 - おっ!!!!2人共マジで!?!?歌い手、私もなるけど……レン、歌ってね♪楽しみにしてるよ♪ (2017年12月30日 13時) (レス) id: f250e10484 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - REN*さん» 僕、歌い手なるよ(底辺でもなる予定)うん。頑張ろうか。一緒に (2017年12月30日 13時) (レス) id: 7644724a81 (このIDを非表示/違反報告)
REN* - 終わり!?もっと読みたかったあと話したかったママ、作詞作曲家なりたいの?じゃあ僕歌い手になってママの曲歌いたいなぁ〜 (2017年12月30日 13時) (レス) id: 3e920a300b (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - ミオさん» 本当に、ミオさんのコメントで勇気付けられてます!本当にありがとうございます!それでは、良い夢を! (2017年12月29日 23時) (レス) id: 7644724a81 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - えっ、嘘////めっちゃ嬉しい(*/∀\*) (2017年12月29日 22時) (レス) id: f13eb61b67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月夜 | 作成日時:2017年9月25日 20時